前回の記事ではPSE社について書きましたが、今回の記事ではCareer Connections(キャリアコネクションズ)について書いていきます。
このシリーズではドイツの日系企業と繋がりを持っている転職エージェントを私の視点から評価していき、最終的に独自のドイツリクルーターランキングを作る予定になります。
日本の転職サイトやリクルーターでは有名なサイトや企業があり、就活でお世話になるウェブサイトなど馴染みのある企業などありますが、ヨーロッパやドイツとなると知らない人がほとんどではないでしょうか?
リクルート業界は元々あまり外に情報が出ない部分もあるので、ドイツでの就活、転職の参考になれる様に書いていきます。
もちろんこの記事は一個人のお話なので、その点はご了承ください。
リクルーターに提出した履歴書は同じでも、各社で対応が変わってくるのが印象的でした。ここはウェブサイトと実際の対応の差が大きかったです。
[word_balloon id=”5″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” name=”吉田(ドイツ)” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]リクルーター評価シリーズの続編です。今回は過去の投稿とは違う経験も入っています。[/word_balloon]
ドイツ就職・転職に使うリクルート企業を評価!Career Connections編
評価基準ですが、前と同じで以下を指標として使っていきます。
- 応募してから、自動応答ではないメールか電話で反応あるか。
- 担当者とスムーズに面談できたか。
- 担当者は親切だったか。
- 求人紹介される場合に、どれくらい情報開示されたか。
- 紹介案件が書類選考落ち、又は面接落ちの場合でも、不採用連絡など失敗の場合でもちゃんと連絡されたか。
シリーズを通して同じ評価基準を用いることで、各企業を横串で評価していくのが目的になります。
こちらの記事にて、評価基準について具体的に解説していますので、初めてみた方はこちらから読んでいただけると全体像が把握できます。
Career Connections
この会社の親元は元々日本の旅行業・海外留学をサポートする事業から始まり、2006年に人材紹介業としてCareer Connectionsが始まっていると記載されています。
さて、この会社のウェブサイトは日本語、英語、及びドイツ語がありますが、どの言語にしても表示されている情報は概ね統一されていて、ウェブサイトのデザインはわかりやすい作りになっています。
会社のオフィスもデュッセルドルフの駅近くで、市内中心部にある点も日系企業の多くがデュッセルドルフに進出している現状からするとポジティブに映ります。
基本的に日本語のページが一番情報量があり、代わりに英語とドイツ語のページは少し情報が少ない代わりに日系企業での就職活動の流れやルールなどが紹介されているページがあります。
わかりづらい点は、会社概要が上のメニューに無く、ページをスクロールダウンした右下のみになり会社の情報が確認しづらいところです。
会社の従業員の情報や人数など一切公開されておらず、会社の代表名をGoogleで検索してもその人の情報が確認できません。
そしてウェブサイトは見やすいものの、会社自体についてはあまり情報は公開されていませんでした。
応募してから、自動応答ではないメールか電話で反応あるか
ここは応募しましたが、返事は中々貰えませんでした。
正直この会社を応募していたのを忘れていた頃にリクルーターからお返事をいただきました。
メールを読んで、どこからのお返事がもらえたのか改めて確認していました。
なので最初の反応で言うと、他社と比較して遅い方になりました。
担当者とスムーズに面談できたか
転職エージェントからの最初の連絡こそ遅かったものの、その後の流れは早かったです。
一度返事が来てからはコミュニケーションはスムーズに進み、自分がメールを返信してからのレスポンスが良く、すぐに返事をいただけました。
おかげでメールを貰えてから次の日には面談ができたので、当時仕事を探していた私にとってとても良かったです。
担当者は親切だったか
面談してくださった担当者は落ち着いた方で、堅苦しく無いリラックスした面談を進めてくれました。
経験上、転職エージェントとの最初の面談は平均20分〜30分ぐらいが多かったですが、ここの担当者は時間の区切りを設けずお話ししてもらえ、大体1時間ほど話をすることができました。
自己紹介から入り、ドイツ大学院に正規留学した点と、現在ドイツで働いている点を話したところ、自分の経歴や現在の職務、ドイツでの生活などバックグラウンドについて多くの点を確認されました。
転職活動をする上でこちらの希望を出したところ、ドイツのマーケットの状況やマッチングの可能性など説明を受けることができました。
求人紹介される場合に、どれくらい情報開示されたか
インターネットで掲載されていた案件など幾つか聞いてみましたが、ここは情報を開示されたりされなかったりと言う形でした。
私のバックグラウンドや経歴と関わりが無い分野などの案件に関しては、担当者に確認しても開示されることはありませんでした。
一方で私の経歴に近い案件に関しては企業名や業務内容、待遇などを教えてもらえることができたので、担当者が適性を判断して案件を紹介してる印象です。
最初の面談の段階で1件案件を紹介されて、興味があるのであれば先方に履歴書を送付することも可能と言ってもらえました。
紹介案件が書類選考落ち、又は面接落ちの場合でも、不採用連絡など失敗の場合でもちゃんと連絡されたか
上記の案件を試しに応募したところ、数週間音沙汰はありませんでした。
数週間後に同じ担当者よりメールをもらい、書類選考落ちだったと報告がありました。
このメールに関しては定型文的な内容だったので、今後もご縁がありましたら改めてお願いしますとお返事をして終了。
特段のポイントはありませんでしたが、不採用の連絡を貰えたのはいいポイントでした。
その後案件の紹介はなかったので、結局案件の紹介は一件のみとなりました。
まとめ
ウェブサイトの情報はそこまで多くなく、企業概要がわかりづらい点はあるものの、どのような案件があるかはわかりやすかったです。
最初の反応こそ遅かったですが、その後のやりとりはスムーズで、担当者とリラックスした形で面談が行えたのは良かったポイントでした。
私が応募した時Career Connectionsが独自に持っているような案件などがあったかは確認できませんでしたが、面談で情報の開示や応募後の連絡などもある程度してもらえました。
Career Connectionsの総評
1.応募してから、自動応答ではないメールか電話で反応あるか。
★★
2..担当者とスムーズに面談できたか。
★★★★
3..担当者は親切だったか。
★★★
4.求人紹介される場合に、どれくらい情報開示されたか。
★★
5.紹介案件が書類選考落ち、又は面接落ちの場合でも、不採用連絡など失敗の場合でもちゃんと連絡されたか。
★★
[word_balloon id=”5″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” name=”吉田(ドイツ)” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ここはウェブサイトに会社の情報はあまり載っておらず最初は少し身構えたものの、担当者と肩肘を貼らずに話せました。[/word_balloon]