【イタリア大学留学10】イタリアの大学での1年の流れ

Chao‼

最近パソコンを新しく買いなおした筆者です。

僕はMicrosoft社の某有名シリーズが好きなのですが、今回はラップトップを買ってみました。

5年前の物からさらに進化していてメチャクチャ使いやすい…

やはりこの業界の1年1年の進化はすごいですね…

ということで今回はイタリアの大学での1年間の大まかな流れを解説していきます!

イタリアでの1年間

イタリアの大学への入学は他のヨーロッパの大学とはほとんど変わらない9月です。

1年間というのは基本的に、秋学期→Winter session→春学期→Summer sessionという流れです。

いったいいつからいつまでが学期なのか、果たしてsessionとは何なのかに加えて1部授業周りなんかも解説していきます!

イタリアの大学留学までの流れはすでに解説しているので、気になった方は要チェック!!

【イタリア大学留学0】留学準備から渡航までの流れを解説しちゃいます!

なお、ここから解説する内容は筆者が所属するシエナ大学でのものなので、他の大学では違う可能性があることをお忘れなくッ!

秋学期

秋学期はおおよそ9月下旬ごろから始まります。

授業は週に3~4科目を120分×3回といったところです。

一番早いものが8:30~10:00、遅いものが18:00~19:30で、この2つの時間帯のみ授業が90分で終わります。

もし朝一の授業を受ける前にbar(俗に言うカフェ)で朝食をとりたい場合、時間に気を付けないと出勤前の人たちだけでなく通学中の子どもたちが立ち寄っている可能性があります。

授業が始まって約1か月半で中間試験があります。

11月の上旬から中旬にかけてあるのですが、科目によっては中間試験がなかったり代わりにプレゼンがあったりします。

秋学期の終わりは早いと12月の1週目あたりで、遅くともクリスマスまでには終わります。

あれ?期末試験は?と思う方もいるでしょう。

大丈夫!!ちゃんと期末試験はこの後出てきますよ!!!(なけりゃ最高なのになぁ…)

あと、イタリアの試験についても他の記事で書いているのでご参照あれ!!

【イタリア大学留学7】イタリアの大学の定期試験システムについて

Winter Session

はて、Winter sessionとは何ぞや?と思われるでしょう。

これこそが試験期間です!

Winter sessionとSummer sessionがそれぞれ試験期間として用意されていて、大体期間中は1か月に1度の頻度で試験が何度でも受けられます。

試験に関する細かい内容は先ほどのリンク先で確認してくださいね!

Winter sessionは年が明けた1月上旬ごろから始まり、2月末の春学期が始まるまでがおおよその期間となっています。

なので楽しい楽しい期末試験を大体2回は受けるチャンスがあるということですね!(やったぜ!!!)

春学期

春学期は2月末~3月頭頃に始まります。

流れ自体は秋学期とほぼ同じなのですが、授業の構成が秋学期に3科目だった場合は春学期は4科目で逆も然り、となることが多いようです。

中間試験は大体4月上旬から中旬の間にあって、5月の中旬から下旬に学期の終了という流れです。

Summer Session

Summer sessionも概要こそWinter sessionと変わりませんが、時期が少し異なります。

まず5月末~6月頭から試験日程が始まると、7月の中旬~下旬に一旦すべて終わります。

8月はほとんど丸々何もないので完全に自由な期間となります。

そして9月の秋学期が始まるまでに2度ほど試験を受けるチャンスがあります。

ただしこの2回は教授に直接予約を申し込む必要があります。

ちなみに新年度の履修登録は新学期開始の約1か月前の、8月下旬に始まります。

つまり、トータルで4回も期末試験を受けるチャンスがあるということですね!(震撼ッ!!試験ボーナスラウンドだッ!!)

その他試験に関して

Winter sessionとSummer sessionで2回と4回ずつ試験を受けるチャンスがあると話してきましたが、少なくともうちの大学ではそれに加えて春学期が始まった3月前半、そして秋学期が始まった10月前半に教授に直接予約を取り付けるタイプの試験を行うことができます!

いやぁなんとありがたい…

しかしこれはイタリアの大学の試験がそれだけ難しい傾向にあるということでもありますので、普通にどんどん回数消費していっちゃいます…

まとめ

いかがでしたか?

今回はイタリアの大学での1年間の大まかな流れを解説しました!

academic calender in italy
イタリアの大学カレンダー

ここまで読んだ方は思ったことでしょう、「あれ、海外の学校って冬休み短くて夏休み長いって聞くけどイタリアの大学の休みしょぼくね?」

そう…「『試験が早く終われば』」休みモア長くなるシステムなのです……しくじれば休み返上でお勉強を………(本当にあった怖い話ですね…)

さて少し涼しくなった(なってしまった)ところでお別れです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

Chao!! Sogni d’oro!!