【学生、ワーホリの味方】高給料:チェコで映画のエキストラ

2019年にスパイダーマンの映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開されます。

この映画、舞台としてロンドンやベネチアなどを周りますが、実はチェコのプラハも舞台の一つになっています。


予告映像でもちらっとプラハのカレル橋のシーンなどが見れます。

古く美しい街並みが残るプラハは映画のロケ地としても人気で、ミッションインポッシブルやのだめカンタービレなども撮影されました。

このおかげでプラハでは不定期で単発の映画のエキストラのアルバイトがあります。

これ、実は時間の都合がつきやすい学生や、特にワーホリの人にとっては魅力的なアルバイトです。

プラハにはこんなチャンスもあると言うのをご紹介します。

ちなみにプラハではちょこちょこ映画の撮影があり、よく道路を封鎖してそこで撮影を行なっています。

一時期連日中心部で撮影が行われていたのでなんだったのかと思っていたら、スパイダーマンの映画の話が出て来て「もしやこれだったのか!?」と悔しい思いをしました。

さて普通のアルバイトの話はこちらにまとめていますので、よければ合わせて読んでみてください。

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不定期で募集されるチェコで映画のエキストラ

映画のエキストラは単発なのでいつあるかはわかりません。

1日で撮影が終わる程度のものもあれば、数日又はそれ以上の日数で日本人やアジア人のエキストラが必要な場合もあります。

私の感覚だと一年に1回〜運が良くても3回ぐらいかなと思います。

私は募集の話をfacebookのグループや日本人の友達から口コミでエキストラのアルバイトのことを知りました。

エキストラの募集は大体実際の撮影の1ヶ月ぐらい前からありました。

プロダクションの募集をかけている人にメールで参加したい旨を伝えたところ、後日簡単な案内がメールで送られて来て、撮影の一、二週間前に衣装合わせのために指定の場所に行っただけでした。

衣装合わせも30分もかからず非常に簡単に済んだのを覚えています。

ちなみにその時はエキストラ募集の案内を色んなところで見かけましたが、募集の案内によって2000コルナだったり2500コルナだったり3000コルナだったりと多少バラバラでした。

私は最終的に日給2500コルナ(約12,500円)もらえましたが、もしや日本人の場合は他より高かったり、どこから応募するかで仲介手数料の様なものが発生して給料が変わるのかなとも思いましたがこれは結局わかりませんでした。

撮影当日

この時が映画のエキストラデビューでしたが、とにかく集合時間がめちゃくちゃ早かったです。

私は朝4時集合でしたが、人によっては朝の3時に集合と言われていたグループもいました。衣装合わせなど朝の準備が大変らしく、撮影の朝は非常に早かったです。

エキストラの募集を見かけた時は大々的に日本人募集と書いてありましたが、蓋を開けて撮影日に行ってみるとベトナム人やモンゴル人もたくさんいました。

結局朝の6時ぐらいには大型バスで撮影場所に向かい、日が出る頃には撮影が始められる様準備が整えられていました。

ちなみに、プロダクションは映画の事前の情報漏れを非常に警戒しており、SNSなどに情報を載せないなどの契約書を交わします。

これを破ると大変な目にあうのでおとなしく従いましょう。

おかげで私はびびって写真を全然撮りませんでした。

実際の撮影に関しては難しいことはありませんでした。

とにかく撮影班の指示に従って動けば良いだけなので誰でもできます。

チェコのプロダクションには日本人のスタッフもおり、指示は日本語と英語両方でしてくれたので困ることもありませんでした。

ただ実際撮影している時間より撮影準備のための待ち時間の方が圧倒的に長く、一つのシーンでも何テイクか撮ったりするのでとにかく時間がかかります。

外で待っていると寒かったり暑かったりと、大したことはしていないのに非常に疲れます。

ちなみに別の歴史物の映画が旧市街で撮影が行われた時は、当時の衣装を来ていたエキストラの人は毎回汗だくになって死にそうになっていたのを見かけました。

撮影で良かった点は、食事は全て用意されていたことです。

おかげで1日お金を一円も使わずにすみました。

結局撮影が終わったのが夕方6時ごろ、その後はまた大型バスに乗って集合場所に戻り、着替えてお金を受け取って終了でした。

拘束時間は余裕で12時間を超え、着替えてからお金を受け取るだけでもエキストラがたくさんいたおかげで2時間ぐらいかかりました。

正直その日は疲れすぎて他のことは何もできませんでした。

私と一緒に参加した日本人の友達は「久しぶりにお金を稼ぐ大変さを感じた。」というありがたい言葉を残してくれました。

まとめ

私が寿司屋で働いていた時は時給80コルナ(約400円)だったので、今回の日給2500コルナは非常に割りが良かったです。

ただし撮影は拘束時間が長く日程も平日だったり休日だったり、二日以上参加するものもあったりと、正直正社員として働いている場合は参加が難しいです。

映画のエキストラは平日でも都合がつく大学生やワーホリで来てる人にオススメです。

正直参加の倍率はそこまで高くならないと思うので日程に都合がつく人は参加できる可能性が高いです。

セリフの無いエキストラは多くのことは要求されませんので指示に従うようにすれば大丈夫です。