【スウェーデン留学】大学はどうやって合格者を決めるの?日本人受験者は知っておくべき情報

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スウェーデン大学への入学試験や修士向けの入試はありません。

受験者は基本高校(修士課程のためには学士課程)の成績を元に評価され入学の可否が決まります。

しかし成績がすべてかと言うと、そうでもありません。

スウェーデンは情報の透明性が優れており、大学が合格者を出す大まかなルールについて公開されています。

今回はスウェーデンの大学の合格者のこの基本的な決め方について紹介したいと思います。

この流れについてはこちら(英語)に紹介されています。

詳しい情報を見たい方はそちらをご覧ください。

スウェーデンの大学が合格者を決めるルール

大学受験者はいくつかの大学に申し込むでしょう。

大学側はまず受験者が各々受験資格を満たしているか確認していきます。

大学受験資格者が受験資格を満たしている場合、受験者ごとに三つのグループに分けられます。

  • Grades
  • Swedish Scholastic Aptitude Test
  • Other

さてこのカテゴリーから別々に合格者を決めていき、全体の合格者が決まります。

合格者の割合ですが、受験者全体を100%とした時、最低でも1/3がGradesのカテゴリーから、
そして他の1/3はSwedish Scholastic Aptitude Test(以下SSAT)のカテゴリーになります。

そして残りのOtherのカテゴリーから、最大で1/3が大学の裁量で合格者を決められます。

この各カテゴリーについて説明を見ていきます。

カテゴリー1:Grades

このカテゴリーは名前の通り成績によって合格者を決めます。

Gradesはさらに「BI」、「BII」、「BF」からなる三つのサブカテゴリーに分かれます。

サブカテゴリー1:BI

これは一番一般的な、高校(修士課程受験者は大学)の成績+IELTSやTOEFLなどの英語力の証明で受験するグループになります。

ほとんどの日本人もこの中にカテゴライズされ、統計を見るに大体Gradesの中でも一番大きい比重を占めています。

サブカテゴリー2:BII

BIIは高校の成績+Komvuxなどから補完する成績を持っている人たちのグループです。

スウェーデンでは高校の成績が振わず大学進学が難しい大人のためにkomvuxという高校の成績を補完できる公的な教育制度があります。

例えばあなたの高校の数学Aしか勉強せず、また成績も「2」など低い場合、Komvuxに通って数学の勉強をやり直すことができます。

科目の修了時にはスウェーデンでは公的な成績として扱われるので、これを以て大学受験ができます。

また、高校までの教育を修められなかった移民家族や難民たちもここを通して教育をやりなおすことがあります。

ただ基本的にコースはスウェーデン語になるので日本人がスウェーデンの大学受験のために使えるかと言うと難しいでしょう。

なので日本人はこのグループに入ることはほとんどありません。

Komvuxに関して詳しい情報はこちらから確認できます。

サブカテゴリー3:BF

こちらはKomvuxと似た様な形ですが、フォルケホイスコーレの成績を元に受験するグループになります。

スウェーデンは大人のための教育機関としてフォルケホイスコーレ(英語:Folk high school)という誰でも学ぶことのできる学校があります。

ただしこれもすべてスウェーデン語で授業が行われるので日本人が申し込むのは簡単ではありません。

大学受験のために日本人が使うことはほとんどありませんので詳しい説明は省きますが、気になる方はこちら(英語)から読めます。

日本人受験者は基本的に「Grades」の「BI」に入るとわかっていれば十分で、他のサブカテゴリーの方が有利不利ということは基本ありません。

カテゴリー2:Swedish Scholastic Aptitude Test(SSAT)

実はスウェーデンでは試験の成績を元に大学受験をすることもできます。

日本でいうセンター試験なものを考えてもらえばわかりやすいでしょう。

1日かけて数学問題やスウェーデン語の単語や読解、英語など幅広い問題が出されます。

ただしSSATはすべてスウェーデン語で行われるので、残念ながらこちらも日本人の選択肢としてはあまりつかえません。

詳しい説明はこちら(英語)をご覧ください。

カテゴリー3:Other

Otherとは面接やポートフォリオなどAdmission Point(Merit Rating)以外の部分で判断される部分になります。

上にも書いた通り、このカテゴリーは大学の裁量で決めることができ、高校の成績が悪くても面接やポートフォリオなど他の部分で評価されればこの枠から合格者を出します。

このカテゴリーは全体の合格者のうち最大で1/3を占めることができます。

Gradesの合格者枠の比率が1/3以上になればOtherの比率が小さくなります。

スウェーデンの大学合格の決め方は日本とは幾分変わってきます。

スウェーデンは情報の透明性が日本よりも進んでおり、受験者数や合格者などの統計が公開されています。

あなたの希望プログラムに応募者数が多くても、大学に入るの必ずしも難しくなるかというと、そうではありません。

例えばSSAT枠で応募してる人が多数であれば日本人にとってあまり不利には働きません。

また高校の成績が悪くともOthersの枠から合格できる可能性もあります。

スウェーデンの大学留学を検討している人はこちらの記事を参考に大学の倍率などを確認してみてください。