長居ができる憩いの場!ドイツのカフェベーカリー事情

Pexels / Pixabay

日本を代表する主食が米である一方、ドイツはパン文化の国です。

町を見渡せば、ドイツには多くのベーカリーが存在しており、それらの多くは、中に小洒落たカフェを併設し、パンとコーヒーを楽しめるようなレイアウトになっています。

コーヒーをメインに提供している日本のチェーン店のカフェとは、一風変わったニュアンスを醸しているのではないでしょうか。

今回は、そんなドイツのカフェベーカリー事情についてまとめていきたいと思います。

ドイツカフェベーカリー事情

私は、日本にいるときから自宅にいると勉強ができないタイプで、受験勉強の際などは、家の近くのカフェやファミレスなどで、コーヒーを片手に勉強する日々を送っていました。

そんな習慣はドイツに来てからも変わらず、自宅にいるとなんとなくくつろいでしまったり眠くなってしまうので、パソコンをリュックにしょって、近場のカフェ巡りをしては、試験対策をおこなっていました。

大学院を卒業した今でも、たまにアポイント前に時間が空いている際は、カフェなどで腰かけて、メールのチェックなどをおこなっています。

さて、先月、たまたま出張で日本に行く機会があり、日本のカフェを利用したのですが、ドイツのカフェに慣れてしまっていたため、色々と仕様の違いに驚きました。以下、そんな日本と違うドイツのカフェ×ベーカリーの特徴について、いくつかまとめていきたいと思います。

特徴1. カフェ+ベーカリー

多くのカフェは、中にベーカリーを併設しています。もちろん、スターバックスのように、コーヒーがメインで、パンが飾りのように置いてあるカフェも中にはたくさんありますが、ドイツの伝統的なカフェ様式は、ベーカリーにイートインコーナーが併設されており、パンとコーヒーを楽しみながら、長居できる形です。

そんなわけで、ちょっとした朝ごはんなど、座ってゆっくりとしたいときには、こういったカフェベーカリーが便利で、人心地つけます。

もちろん、持ち帰りも可能で、ちょっと歩きながらコーヒーやカカオが飲みたいときなどは、大体2~3ユーロくらいでテイクアウト可能です。

特徴2.スペースが広い

東京のカフェチェーン店のように、中はごみごみとしてせわしない、というより、ドイツのそれは、割とスペースもゆったりして、そこまでせかされない形です。

最近では、無料Wi-Fiやコンセントも併設されているところが多く、長居して、勉強していても特に何も言われませんし、そういった目的で長居する学生も多々見かけます。

ただ、駅前や、都心のカフェではこの限りではないことが多く、ゆったりとしたい場合は、やや都心から外れたところへ行くと良いでしょう。

特徴3.地元の人たちの団欒の場

土曜日や、平日の午前中などにカフェに行くと、地元のお年寄りの人たちが、コーヒーを片手に談笑している光景が見受けられます。

上述のように、内装は割と広く、ゆったりとした環境になっているため、居心地の良さが感じられます。

店員さんたちもフランクに(ただしぶっきらぼうに)、会話に参加してくることなどあり、ゆるゆるとした感じが、ドイツらしさを醸しています。

特徴4.スーパーにカフェベーカリーが併設

割と面白いのが、大抵大きなスーパーマーケットにいくと、中にカフェが併設されている、という点です。

なので、近くにカフェが見つからない場合でも、スーパーの中に入ると、Wi-Fiの整備されたカフェベーカリーが併設されていて便利、ということが多々あります。

特徴5.品ぞろえは豊富ではない

ベーカリーに限りませんが、お菓子にしろ、レストランにしろ、日本の品ぞろえの良さにかなう国は少ないかと思います。

ドイツは、大味な製品をどかっと製造し、それを目玉商品として売る、という形ですので、結構な確率で、ベーカリーに行ってもそんなたくさんの品ぞろえがなく、ちょっとがっかりすることがあります。

明太フランスパンとか、意匠性をついた日本ならではのパンのラインナップは、やはり日本でしか味わえないでしょう。