季節は既に12月、気温も低くなり夜の10時ぐらいまで明るかった夏とは一転して、午後の4時ぐらいには暗くなってきました。
最近は風も冷たくなりジャケットにマフラー、手袋が手放せない季節になりました。
日本にいるとあまりイメージが湧きませんが、チェコの冬は寒く、実は北欧のスウェーデンやノルウェー、フィンランドと同じぐらい寒かったり、場所によってはチェコの方が気温が低かったりします。
夏には沢山見かけた観光客や地元民も今はすっかりどこえやら。
そんな寂しい冬でも、まだまだ野外で人が沢山集まる賑やかな場所がクリスマスマーケットです。
プラハのクリスマスマーケット
クリスマスマーケットについてはここで既に解説してあるので興味がある方はぜひ一度確認してみてください。
[blogcard url=”http://uueuro.com/germany-christmas-market/”]
さてドイツに負けじと、チェコプラハでもたくさんのクリスマスマーケットを見ることができます。
恐らくチェコで一番大きく華やかなクリスマスマーケットがこちら、プラハの旧市街広場で開催されているクリスマスマーケットです。
旧市街広場はプラハで最も有名な観光地の一つでその名の通り、旧市街地区の中心部に位置しています。
ここには宗教改革者マルティン・ルターより1世紀近く前に宗教改革を呼びかけたヤン・フスの像、650年前よりずっと変わらず動き続けている天文台時計塔観光名所が沢山あります。
旧市街地区の話はいくらでも話があり記事をいくつ書いたところで語り尽くせるものではありませんが、今回一点言うとすれば、このエリアは世界遺産に登録されており、景観が昔から全く変わらないことです。
こちらの動画では1967年のプラハを撮影したものです。
見ればわかりますが外観は今より少し古く感じますが、建物は全く変わっていないことがわかります。
旧市街広場クリスマスマーケットへの行き方。
旧市街広場には道路も駅も無いために最寄りのメトロ駅かトラム亭より5分〜10分歩かなければなりません。
近い駅はいくつかあるので難しくありませんが、今回はメトロB線(イエローライン)のNáměstí Republiky駅、トラムでもほぼ同じ所に同名のトラム亭があります。
ここからだと広場まで10分程かかりますが、火薬門を抜けて行けるので綺麗な道を通ることができ、また道順も一度曲がるだけなので非常に簡単にアクセスできます。
駅から外に出るとこんな感じなので、この正面の道を歩いていきます。
先ほどの道を歩くと火薬塔という15世紀後半に建てられたゴシック様式の壮大な塔。
この塔を抜けると旧市街地区なっていきます。
火薬塔を抜けた景色です。
ここからはただ真っ直ぐ道なりに進みます。
途中左に行く道もありますが、ここも真っ直ぐ進みます。
ひたすら真っ直ぐです。
途中左手に中欧最古の大学カレル大学があります。
真っ直ぐ歩いているとこちら旧市街広場のクリスマスマーケットに到着です。
クリスマスマーケット in 旧市街広場
ここはチェコでも最大規模のクリスマスマーケットで、たくさんの出店があります。
天文台時計、ヤン・フス像、巨大なクリスマスツリーに壮大な教会といるだけでヨーロッパの雰囲気を抜群に味わえる場所です。
ただここはスリが起きやすい場所でもあるので、観光する際は荷物に注意をしてください。
私は旧市街広場に行くときは大体A線のMustek駅か今回紹介したNáměstí Republiky駅から行っています。
クリスマスの時期になると友達たちとここで集まり、一緒にホットワインを飲んだりクリスマスツリーの前で写真を撮るのが毎年の恒例行事となりました。
特に寒い寒いと言いつつ友達と一緒に飲むホットワインは格別で、これをしないとクリスマスを迎えることはできません。
冬になると私も家に籠りがちになってしまうので、クリスマスマーケットは友達と外に出かける良い機会です。
クリスマスマーケットにいるとあまり歩かず立ちっぱなしになるので、出かける際はマフラーに帽子、ブーツなど暖かい格好で行くのがオススメです。
写真を載せておきますので冬のプラハに来る際は旧市街広場のクリスマスマーケットを見に来てください。