海外に興味がある人はそれに合わせて外国人にも興味が出て来ますよね。
ヨーロッパにいるとライフスタイルも日本とは全然違うので自然と色んな人と知り合う機会があったりします。
勿論私もヨーロッパ人と付き合いたいなんて思ったりもしましたが、実際どうすればいいかなんて日本にいる時はわかりませんでした。
正直私は日本でモテるほうではありませんでした。
と言うか、私はコンビニとカラオケでフリーターを何年もしていただけで、気づいたら同級生や友達は大学を卒業、就職して結婚する人が出てきて気づいたら人生の負け組に入って行ってました。
高校の元同級生たちとプチ同窓会をした時は結婚してる組が既にできており、正社員のツラさを愚痴る人、仕事で今はどんなことを任されているだの家庭がどうだだの聞いていて居心地が悪かったのを今でもはっきりと覚えています。
しかし30歳でチェコの大学に入ってからヨーロッパの文化を肌身で体験し、30歳を過ぎたこんな私でもヨーロッパ人の彼女ができました。
日本にいたら未知な世界のヨーロッパ人と付き合う方法をここで少し書きたいと思います。
ヨーロッパ人と付き合うのってよくある話?
とはいえ、知り合う機会が有ったところでどれぐらい仲良くなれるかは少し別のお話になって来ます。
例えば海外で語学留学や大学に行ったことがある人に聞きますが、学校で中国人や韓国人のグループを見たことがあると思います。
韓国人や中国人グループの中でどれぐらいの人たちが外国人と付き合っていたりするのを見たことがありますか?
国際結婚をしてる夫婦や外国人と付き合ってる人の中で、どれぐらいの割合が片方は韓国人、中国人のカップルでしょうか。
恐らくみなさんは全然見たり聞いたりしていないと思います。
その一方で交換留学や語学学校にいるヨーロッパ人同士では私たちアジア人よりもずっと早く仲良くなると思いませんか?
これを簡単に表すと文化、好み、言語や恋人や結婚相手に求める条件や希望、自分と親との家族関係等沢山出て来るでしょう。
これは恋人でなく結婚になりますが、例えば日本では国際結婚の割合は最新の情報である厚生労働省平成28年度の統計を見ると3.3%になります。
これだけ見ると結構少なく感じて難しそうな印象を受けます。
逆に白人側から見て見ると少し違う
しかし今度は視点を変えてイギリスを例にとってみます。
最新版である2011年のイギリスの国立統計で恋人又は結婚して同性しているカップルについての部分を引用しましょう。
“In 2011, the total household population in England and Wales aged 16 and over was 44.5 million people; of these, 25.7 million people (58%) were in a relationship living as part of a couple, who were married, in a civil partnership or cohabiting.
In 2011, of those living as part of a couple almost 1 in 10 (9%, 2.3 million people) were in an inter-ethnic relationship and 9 in 10 (91%, 23.4 million people) were in a relationship with someone from the same ethnic group.”
ここではイングランド及びウェールズにおいて16歳以上で恋人又は結婚して同棲している割合は58%になり、そのうち9%は外国人とである、書かれています。
この部分は色々興味深いですが、イギリス人と白人カップルを除いた中でイギリス人とアジア人のカップルはカリブ海出身の黒人のグループについで2番目に多いです。
引用
2011 Census analysis: What does the 2011 Census tell us about Inter-ethnic Relationships?
日本とイギリスの統計では出してるデータが違うので一概には比較できませんが、これはイギリス人にとって違う国籍の人との恋愛や結婚は日本より一般的で、更にアジア人は比較的好まれていると見れます。
つまり私たち日本人にもチャンスがあると言うことが見て取れます。
ヨーロッパ人の恋人を作るポイント
ヨーロッパ人の恋人を作るのは日本人と付き合うということより様々な点で変わっていきます。
日本人より簡単な点もあれば間違いなく難しい点もあり、実際統計を見ると難しそうに感じます。
しかしこれから上げる五つの点を理解すれば恋人を作るチャンスは間違いなく上がります!
なのので参考にしてください。
ポイントの前提:相手は日本人とは違うという点を理解する。
髪や肌や目の色が違えばすぐに違うなんて言うのは一目でわかりますが、実は私たちが考えるよりも違いの根はとっても深いのです。
引用
これはみんなわかっているつもりでも実際簡単ではありません。
一つ例を出しましょう。
これは韓国の話ですが、ある韓国人の親は娘に「自分が興味があっても男性からの誘いは2回断れ。それでも誘ってきて初めてOKをしろ。」と教えていました。
断られても誘って来る男性はそれ程真剣であり、そして2回男性の誘いを断ることは自分が軽い女性でないという証という意味があるのです。
このように自分の常識では測れないことがあると理解することがヨーロッパ人と仲良くなる上で大切になります。
どんな人が誘いやすいか考える
ヨーロッパ人と一言で言っても沢山の国と気候と人口でバラバラです。
それでもある程度の傾向は見て取れます。
その中で誘いやすい順を上げると
- 日本に興味がある人
- アジアに興味がある人
- 海外に興味がある人
- 海外にそんなに興味がない人
特に仲良くなりやすいのは1と2のグループです。
逆に4のグループは難易度が高いです。
まずは上二つのグループの中で良い人がいないか探しましょう。
自分から誘う
基本的にヨーロッパ人は日本人よりもっとフレンドリーで積極的でもあります。
ヨーロッパ人から来てくれれば一番良いですが、そう都合よく行けば誰も苦労しません。
逆にアジア人はヨーロッパ人よりシャイな傾向があります。
自分から話に行って誘いにいければ多くの日本人やアジア人よりチャンスが生まれます。
意味はストレートに
日本語は私たちが意識するより言葉に現れない意味が沢山あります。
「空気を読む」という表現に現れるように、言葉にされていない意味を理解するのが日本ではとても大切になりますが、ヨーロッパは日本よりも表現がストレートになります。
自分の言いたいことをはっきりと言わないと相手に伝わらないので、自分の思っていることを真っ直ぐに伝えていきましょう。
そうすることにより、ヨーロッパ人にとってもあなたはよくわからない人から話のできる相手に昇格できます。
今度〇〇しよう→予定を立てる
私のドイツ人の友達は日本人について「今度ご飯食べに行こうと言われたが結局しなかった」と愚痴をこぼしていました。
日本での「今度」は社交辞令として使い、本当に起こるかはその人との関係性で判断しますが、ヨーロッパ人が「今度一緒に〇〇しよう」といったら、それは本当にしようと言う意味です。
なのでこの言葉が貰えたらすぐに予定を立てましょう。
それが相手に対して本気である意思表示にもなります。
パーティー等では他の人と距離が近いスペースの狭いソファなどに座る
人間は体が触れ合うことにより相手に対しより親近感を持ちます。
とはいえ、いきなり理由もなしに他人の身体に触りにいけばもちろん警戒されてしまいます。
そこで例えばパーティーに行った時にわざとスペースの狭いソファに座り、隣の女性と自然と身体が触れ合いながら気まずさも減らしつつ話せます。
いかがでしょうか?
いきなり言われてもそんなに簡単なことではないかもしれません。
それでも上記のポイントを理解することによりヨーロッパ人との距離は前より近くなれます。
私たちの感覚で深く考えても相手はバックグラウンドが大きく違うので的外れなことが多いのです。
それよりもストレートにコミュニケーションをとった方が仲良くなれます。
日本語だと難しいことでも、英語は私たちの母語ではなく、言語自体もっとフランクでストレートなものです。
なのではっきりと相手に伝えていきましょう。