Ciao!!
2年ぶりにジムに通い始めた筆者です!
流行り病のせいでずっとプールもジムも閉まっていたので、やっとジム通いできるようになり最高にうれしいです…
というわけで今回は僕がシエナ大学の留学生としてシエナに2年ちょい住んでみての交通、食生活、住居に関する感想です!
ちなみにシエナ大学の紹介とシエナの簡単な紹介は以前の記事でしているからぜひ見てネ!
【イタリア大学留学】英語で勉強できるシエナ大学紹介~なぜこの男はシエナ大学に?~ | 悠々ユーロ生活 (uueuro.com)
シエナってどこにあるの?
シエナはイタリアの中部トスカーナ州にある人口約5.3万人(2017年時)の都市です。
建物の多くはレンガで作られており、中世の面影を残す美しい街並みが特徴で、カンポ広場、シエナ大聖堂、旧市庁舎などがある旧市街は1995年にシエナ歴史地区として世界文化遺産に登録されています。
交通状況
日本からイタリアに来る際に使われる空港は、ローマ・フィウミチーノ空港かミラノ・マルペンサ空港がほとんどです。
ローマ市内からもミラノ市内からもFlix busを使うことで直接シエナに向かうことができます。
ローマからだと約3時間、ミラノからだと約5時間の旅路です。
また、電車の乗り継ぎでシエナに来ることも可能ですが、直通のバスの時間からプラス30~60分くらいかかると思ってください。
その他にもシエナはトスカーナの他の街への移動はバスや電車でかなり簡単にできます。
一方でそのほかの地域への移動にはそれなりに時間がかかる+乗り換えが複数あることが多いです。
シエナには国内線がないため、遠方(有名どころだとヴェネツィア、ジェノヴァ、ナポリなど)に行くにはバスや電車を2~3回は乗り換えしつつ4~6時間くらいかかります。
というのも、シエナからFlix busで直接行けない限りは基本的に一度フィレンツェのような大きな駅のある大都市に出る必要があり、その時点でまずフィレンツェまで約1時間半がかかるので旅程全体でみて時間がかかってしまいます。
そのためバスや電車の長旅や複数の乗り換えがが苦痛でない人以外は、遠方に旅行に行くのには骨が折れるかもしれません。
さらに、シエナから4~6時間かかるとはいってもフィレンツェ等乗り換えの電車は基本的に高速鉄道(ItaloやFrecce)に乗っており、節約で途中をバス等に変えた場合追加で時間がかかる可能性があることもお忘れなく。
また、乗り換えが多い分旅費も上がってしまいますのでご注意を…
総合的にみると、日本との行き来の際には多少時間がかかるとはいえバス一本で繋がることができ、他のトスカーナの街にも比較的簡単に行くことができますが、一方で遠方の大都市などに行く際には時間と手間とお金がかかるため、ある程度の日程と予算が必要になります。
食生活
シエナにはもちろんスーパーマーケットや日本でいうところの八百屋が複数あり自炊も問題なく行えます。(例として僕の月の生活費は約2~3万円です)
野菜などはそれなりに豊富にありますし、肉類も美味しいです。
ただしシエナは内陸なのもあって魚介類はあまり充実しておらず、生魚が欲しい場合はサッカースタジアムのそばにある大きめのCONAD CITYというスーパーくらいでしか買えないので注意してください。
日本の食品が恋しくなった場合、1軒日本人の方が経営する日本の食品雑貨を取り扱うお店があるので、そちらを利用しましょう。
一応寿司のお店なんかも複数あるのですが、僕の周りの評判はいまいちです。(なので僕は行ったことはありません)
シエナの駅のそばにあるショッピングモールに日本食のお店が入っており、そちらは美味しかったと聞きました。
自炊以外にもピザ、ケバブのお店も安くで食事をとれるのでおすすめです。
また、学生証があればシエナに複数あるMENSAという、いわゆる学食のような場所で学割価格で食事をとることができ、店舗によってサービス内容や金額にも差異はありますが、基本的に5ユーロ前後でフルコース(例:パスタ、フライ、野菜、ヨーグルト、パン、果物、飲み物)が食べられます。(なお、シエナの中心街には2軒のMENSAがありましたが、筆者のお気に入りの方の店舗が2021年の夏ごろから閉店してしまっているようです…)
ちなみにこの学割の割引料は所持者の条件によってかなり変わるため、イタリア人の友人の一人は僕が学割で5ユーロ払うのに対して2.50ユーロし払わなくてよかったりしました。
ただし通常のレストランでは学割が適用されないので、他の地域のレストラン同様そこそこのお値段になってしまいます。
あと、中心街にはマクドナルド、バーガーキング、ケンタッキーといった有名ファストフード店は存在せず、バーガーキングが中心街の端に掠るかどうかの位置にあって、ギリギリ徒歩で行こうと思える距離にあります。
マクドナルドは歩いていくことは可能ではありますが、さすがにマクドナルドのために歩く気分にはなれないくらいの距離があるため、食べるならGlovo等のアプリを使ってデリバリーしてもらう必要があります。
まとめると、普通に自炊するにはああまり問題ないですが、(さすがに)日本の料理に関しては多少考える必要があります。
そしてピザやケバブは比較的安いですが、レストランはそこまで安くないので、学生であればMENSAの利用がおすすめです。
住居
シエナ大学に入学しても長期間滞在できる寮がなく(短期のみ)、Housinganywhere等のサイトを使って家探しをする必要があります。
物件は月280~500ユーロの間の物件がほとんどで、基本的にフラットシェアです。(フラットシェアとは、キッチンやバスルームなどが複数人での共用で、部屋のみプライベートというヨーロッパでよく見る住居スタイルです。なお部屋も2~3人部屋のところもあります)
住んでから引っ越しをしようと思う方も多いでしょうが、現地で家探しをしても意外と入居者募集中の物件の母数が少なく見つかりません。
ネットで良物件を見つけるのはなかなか難しく、フェイスブックを駆使してギリギリ、コネがあればやっと、という感じです。
また、中心街のほうは家賃が少し高めで、バスでの通学が必要な他の地域に住んでいる友人に家賃を聞いたところ、似たような物件でも100ユーロ近く違いました…
部屋のサイズとかはわからないので一概には言えませんが、物件によっては中心か否かで100ユーロ近く家賃が変わる可能性があるということです。
ただ、中心に住んでいれば通学にバスが一切必要ないので、交通費を考えたら中心の少し割高な物件でいいかなぁとなる可能性は十分あります。
1人暮らしがしたい場合、学生用の1人部屋は母数が少なく、金額も500ユーロ~でそれに光熱費、水道代、通信料などがかかります。
僕のようにフラットメイト(フラットシェアの相手)ガチャに負けまくってどうにもこうにも1人部屋が欲しくなると、日本のように学生が一人暮らしをするというのがいかに難しいかを感じさせられます。
ここまで見た通り、フラットシェアの家賃は高いとは言いませんが安くはない金額で、一人暮らしも厳しいという状況です。
要するに、納得いく妥協点を見つけることが大事ということになりますね。
まとめ
というわけで今回は交通、食生活、住居という3点で実際にシエナに住んでみた感想と評価を解説しました。
良くも悪くもないというのが正直なところなのですが、ペルージャやボローニャに旅行した際にはぶっちゃけ「あ~ここに住みてぇ~」となりました。(だって街がもっと広くて色んなことにおいて選択肢が多いんだもん!)
とはいえ僕はシエナ好きではあるので、誰も心配はしてないでしょうが、ご心配なく!とだけ言っておきます!
もしシエナに興味がある!シエナ大学に入ってみたい!という方がいれば、すでにシエナ大学への入り方やビザの取り方などの解説記事を出しているので是非チェックしてネ!!!!
【イタリア大学留学0】留学準備から渡航までの流れを解説しちゃいます! | 悠々ユーロ生活 (uueuro.com)
それではまた次回の記事で!
Ciao!! Sogni d’oro!!