ステンドガラスで有名なマインツ:クリスマスマーケットの訪問レポート

毎年恒例クリスマスマーケットが、11月末からドイツ各都市で開かれ始めました。

今回、ステンドガラスのある大聖堂で有名なドイツのマインツを訪れたため、クリスマスマーケットの様子と合わせてレポートとしていきます。

マインツ

マインツは、フランクフルトから電車(車)で30分~40分ほど離れた、人口20万人程度の中規模都市です。観光で赴くには、Frankfurt中央駅から、S BahnやREを利用していくのが便利です。

マインツは、グーテンベルグの生誕地としても知られ、ドイツの宗教戦争で重要な拠点となりました。

グーテンベルグの活版印刷は、教会の秘蹟であった聖書の教えを民衆に知らしめることに貢献、宗教改革の引き金になります。

また、地理的にライン川とマイン川の合流地点というロケーションを利用して、ワイン産業が盛んです。製造以外にも、ライン川付近のワイントレードのハブとしても有名で、ドイツワインを堪能したいのであれば、一度は訪れておきたい街です。

カトリック教会

中央駅から歩いて15分ほどの距離にある聖シュテファンカトリック教会は、ドイツ屈指の観光名所としておススメです。

カトリック教会

教会内は、四方を青いステンドグラスで囲われており、まるで海の中にでもいるような不思議な感覚にとらわれます。人気スポットであるにも関わらず、平日にはそんなに多く観光客がいませんでした。

クリスマスマーケット

かわいらしい規模の都市ながらも、クリスマスマーケットはたくさんの人でにぎわっていました。

クリスマスマーケットとは、冬になるとドイツのどこの都市でも開催される風物詩のようなもので、もとは農民が寒い冬の間生活必需品を売りあう場所として設けられていました。

ついでに街中を少し散策してみると、まだ11月なのにも関わらずクリスマスのデコレーションがちらほら。

街中の様子

今では、観光スポットとして毎年多くの観光客でにぎわいます。ドイツのクリスマスマーケットと言えばニュルンベルグが有名ですが、このように、各都市で開催されており、一度は足を運んでみると良いでしょう。