【観光名所】お土産から家電までチェコ最大のフリーマーケット、プラハU Elektry

チェコに旅行に来た人は何か面白いお土産を探しますよね。

プラハに新しく引っ越してきた人たちにとっては新しい生活のために色々な物を買う必要がありますよね。

両方のニーズを満たせる最高の場所がプラハにあります。

それはフリーマーケット(チェコ語でbleší trh)です。

特にプラハの東側にあるU Elektryのフリマはチェコ最大規模で、中古も新品のものも何でも買えます。

最大規模というだけあって非常に大きく、全部見るのに最低でも3時間ぐらいかかります。

物にもよりますが、イケアより安いことはしょっちゅうです。

ここは最高にオススメですのでみなさん絶対に行ってください。

今回はこのフリマの行き方、営業時間、どんなものが買えるのか写真付きで全部解説します。

ちなみに1コルナは5円、100円で約20コルナになります。

チェコ最大のフリーマーケット、U Elektry

このフリマは敷地約50,000平方メートルあり、これは東京ドーム以上のサイズと超大きいです。

英語の記事ではヨーロッパでも最大級の一つと書かれていたりととにかく大きいの一言に尽きます。

ここには共産党政権やソ連などのメダルや切手、からなぜか手裏剣が売っていたり、家電製品や絵画、洗剤などの消耗品や工具類などほぼ何でも手に入ります。

私はチェコに引っ越してすぐにここを発見したおかげで新生活に必要なものの大半をここから手に入れました。

また果物が収穫される時期では、格安で新鮮なものが手に入ります。

場所


ここはプラハ9区のU Elektryという中心部から大体30分〜40分ぐらい行った東側にあります。

ちなみに昔はKolbenovaという別の場所で行われていましたがこの場所に移ってきました。

敷地が非常に広い反面、郊外にあり実は行くのは結構不便です。

トラム亭U Elektryが最寄駅になり8,25番がここに停まります。

ちなみに有料ですが駐車場もあるので車でアクセスすることもできます。

行き方

車以外だとトラムかメトロ+バスになります。

トラムだと上に書いた通り、8,25番がここに停まります。

トラム亭からは歩いて数分ですので非常に簡単です。

ただ本数はそんなに多くは無いので気をつけてください。

メトロの場合は黄色い線であるB線に乗りHloubětínで下車、そこからU Elektryのトラム亭すぐ横まで無料の巡回バスが出ています。

ちなみにHloubětínからフリマまで1.5kmほど、徒歩20分ぐらいなので行きで荷物が無い方は歩くこともできますが、巡回バスの方が早いです。

営業時間

このフリマがやっているのは週末の土日のみです。

また時間も朝6:00から午後の14:00と朝早いです。

ただ11:00ぐらいになると出展者側が帰り支度を始めるので、できるだけ早めに行くことをお勧めします。

特にお昼12:00を過ぎ始めると撤収するところがどんどん出て来るので、初めて行く人には遅くとも10:00ぐらいにはついておいた方がいいでしょう。

注意点

上にも書きましたが、なによりフリマがやっている曜日と時間帯に気をつけてください。

平日はやっておらず、また朝が早いので午前中がメインになります。

二番目の注意点としてここは完全露天になっていることです。

天候でショッピングの快適さが非常に左右されます。

雨や雪、風の強い日、真夏や真冬は正直かなり辛いです。

もしチェコに住んでるのなら天候が悪ければ次週に見送ってもいいでしょう。

完全露店なので夏や冬、雨の日は辛い

三番目の注意点はここは現金のみです。

敷地内にATMもありますができるだけ事前に現金を準備しておきましょう。

近くにスーパーマーケットやマクドナルドもできていたので近場に別のATMがあるかもしれませんが、理想はトラムやメトロに乗る前に現金の準備をしておくことです。

四番目の注意点は小さいポイントですが、入場料に現金で20コルナ必要になります。

約100円なので大したことはありませんが、ATMは入場料を支払った後になるので現金がなければATMに辿り着けません。

五番目の注意点は荷物です。

お店や人によっては小さいビニール袋を用意している場所もありますが、個人で出店してる人は用意していません。

フリマに行く際はリュックサックやイケアの青くて大きいビニールバッグなどを持っていくのがお勧めです。

ただバッグなども中で買えますのでそれを調達するものありです。

最後の注意点はトラムもメトロもあまり本数が多く無い点です。

トラムの時刻表:朝は本数が少ない

トラムは土日の午前は8番も25番も1時間に3本しか走っていないので、片道30分とはいえ待ち時間を含めるとそれ以上かかるので早めに行ってください。

雰囲気

大体手前半分はいつも決まったお店、後ろ側は個人で出店してるような感じです。

お店側は屋根があったり、露店のような感じである程度整理されています。

こちら側は新品や新古品、箱や袋、缶などが少しダメージを受けててB品のようなものなど様々です。

そして敷地内には露店状の食べ物屋さんも数多くあります。

ソーセージやハンバーガーなども普通〜割安なので朝食と昼食をここで済ますのもありでしょう。

中では簡単な椅子とテーブルもあり軽食も食べられる

後ろ側はかなりカオスで色々な中古品やアンティークがあります。

手前側では毎回同じお店が来てるせいか値段交渉は見かけませんが、後ろ側では値切ろうと一生懸命売り手と買い手が話しているのをちょくちょく見かけます。

ちなみに売っている人たちですが、英語があまり話せない人たちもいますが、会話ができなそうな場合は手で値段を教えてくれたり紙に金額を書いてくれたりするので問題ありません。

買い手側もチェコ人もいれば中国人韓国人観光客、他のチェコ語を話せないヨーロッパ人もたくさんいるので気後れすることもありません。

ぱっと挙げられる売っているものは自動車関連の工具やタイヤ、洋服、靴、下着、子供用のおもちゃ、お菓子、ジュース、食品、洗剤、キッチン用品、消耗品、本、アンティーク、絵画、楽器、洗濯機や冷蔵庫などの家電、携帯電話やその周辺機器、サングラス、バッグなど様々です。

もちろんここに挙げてない物もたくさんあります。(というか覚えてません)

値段

お店や人によってまちまちですが、基本的に普通のお店より安いことが多いです。

中古品に関しては非常に安かったりと学生やワーホリで新しく来た人にとっては最高の場所です。

例えば私は新品のソックスを5足で50コルナ、中古のドライヤーを80コルナ、新品の靴を200コルナ、自宅用の新品のサンダルを80コルナ、中古の電子レンジを400コルナ、中古のフライパンを100コルナで買いました。

チェコに新しく引っ越してきた人にとってはまず最初にここで買えるだけ買い揃えて、ここで買えなかったものをイケアから買うのをお勧めします。

そして観光客にとってはここでアンティークの品が買えるのも良い点です。

例えばソ連や共産党のメダルなどは20コルナ位から買えますし、ユーゴスラビア製の小物、ボヘミアンガラス、お土産物系のマグカップ、古いレコードなど様々な物が売っています。