2018年の11月1日より日本チェコ間で新しくワーホリが始まりました。
今回の記事ではチェコへのワーホリの申請方法について書いていきます。
チェコの書類の手続きはヨーロッパの中でもややこしく時間がかかることが多々あるので、できる限り時間に余裕を持って準備することをお勧めします。
そして生活はプラハを前提に進めていきます。
申請方法はまず大使館の情報をチェック
まず申請方法ですが、チェコ共和国大使館のホームページで確認ができます。
チェコ共和国大使館:ワーキングホリデービザについて
なぜ大使館の情報かと言うと、他の所を宛にしていると、申請方法が変わった際は他所では変更まで時間差があったり、又はその点が更新されず情報がずれてしまうことがあります。
資格要件や申請方法、居住や就労に関する時に取り決めは急に変わることがあるので、大使館の最新の情報の確認をお勧めします。
例を出しますと、日本アイルランド間でワーホリ2007年に始まりました。
始まった当初は就労に関して同一雇用主の下では6ヶ月までというルールがありましたが、こちらは2008年には撤廃されました。
書類は注意点有り
次に書類関係ですが、チェコは前提として公的な書類はチェコ語かスロバキア語と決まっており、英語の書類であっても翻訳が必要になります。
ワーホリの申請には翻訳が正しければどこで翻訳してもらっても問題ないと思いますが、チェコ内から日本の書類を提出する際は正式に登録されている翻訳者に翻訳してもらわないといけません。
翻訳者のリストはプラハにある日本大使館で貰えますので、必要の際はそちらに行くことをお勧めします。
ちなみに私はリストの中にいたアンナさんという方が一番安かったので、その方によく翻訳を依頼しました。
残高証明書に関してですがこちらは利用している銀行に行き残高証明書を発行してもらってください。
こちらは取得するのに早くとも1週間ほどかかると思います。
無犯罪証明書ですが、こちらは各都道府県の警察に行けば発行して貰えます。
例えば東京だと警視庁で1週間ほどでもらえます。
東京の場合、無犯罪証明書をもらったら、開封せずにその足で外務省に行きこの証明書にアポスティーユをつけてもらいに行きましょう。
こちらも混んでいなければ大体1週間程でもらえると思います。
保険はチェコの会社をチェック
次にチェコ滞在に必要な保険ですが保険は日本から買うと高額になりやすく、書類もチェコ語でもらえません。
そこでチェコにある保険会社にオンラインで購入されるのが良いと思います。
利点としては次になります。
- 保険が必要な外国人用の商品がある。
- 書類がチェコ語でもらえる。
- 日本の保険会社から買うより割安。
チェコ大使館のホームページによると要件を満たしている保険会社は以下の5つになります。
私は昔チェコ国内からこちらのプラハ市内のMuseum駅という中心部の駅にあるオフィスからUniqaの一番ベーシックな保険を買いました。
保険は即日でスムーズに買え、後日歯医者に行ったところ保健の適用内と言われ問題はありませんでした。
保険については別の記事で詳しく書いていきます。
最後の関門は大使館での申請
そして実際の申請ですが、私はチェコ留学の準備のために広尾にあるチェコ大使館に何度か行きました。
閉館時間前でも既に混んでおり受付ができなかったり、チェコ大使館で依頼した無犯罪証明書のチェコ語への翻訳が初めは2週間で終わると言われたものの、
祝日やトラブルが重なり1ヶ月以上時間がかかったことがありました。
大使館は日本とは全く別の世界だと思った方が気が楽です。
さもないとストレスが溜まってしょうがありません。
なので大使館に行く際は時間に余裕を持ち行くことをお勧めします。
ちなみに私はチェコのビザを申請する際、手続きが時間内にできなかったのでちょっと荒技でヨーロッパで申請しました。
この方法はワーホリには使えないので又別のところで書いてこうかと思います。
大使館ホームページには許可が出るまでに最大60日とあり、提出書類を集めるのに全体で1ヶ月ほどかかることを考えると、少なくとも3ヶ月手続きに時間がかかると見越しておいたほうがいいです。