Ciao!!
どうも引っ越し先がなかなか見つからない筆者です。
今いる所が汚い・臭い・狭いの三重苦で、他にいいところに行きたいんですよねぇ…
以前に引っ越し先と契約前に退去した結果、引っ越し先に裏切られて酷い目にあったことがあって、新しい契約の前に今の家の退去を決める度胸がなくなっているし、物件探しも尻に火がつかないしで多分今の家のまま契約更新しそうですね…
というわけで今回は日本のワクチンパスポートをEU版にコンバートする方法について解説していきたいと思います!
ワクチンパスポートとは?
新型コロナウイルスの感染対策として最重要なのがワクチン接種なのですが、日本やイタリアでワクチンを接種すると、ワクチンパスポートまたはグリーンパスが発行可能になります。
日本でワクチンを2回接種すると、自分の住民票がある市区町村の役所の健康課等(役所のサイトまたは電話での確認が必要)で申請すると海外に渡航する際に使えるワクチンパスポートを発行・獲得することができるようになります。
ワクチンパスポートには英語での記載もされています。
イタリアで2回接種した場合はグリーンパスというものが取れるのですが、こちらは主にアプリでQRコードとして発行されます。(実質的にほぼ同じの可能性あり)
そして、EU版のワクチンパスポート(EU Digital COVID certificate)はイタリアのグリーンパスと同様にQRコードとして発行されます。
なぜワクチンパスポートがいるの?
現在イタリア国内において、レストラン(屋外席は対象外)、バー、ジム、プール、学校、公共交通機関等を利用する際に、ワクチンを2回接種(または72時間以内の有効な検査による陰性証明もしくはすでに罹患し治癒済みである証明)したことを証明する書類が必要とされており、そこで求められるのがグリーンパスです。
日本のワクチンパスポートはイタリアをはじめとするEU諸国でも有効なワクチン接種を証明する書類として認められており、グリーンパスと同等の効力を持つ書類とされています。
しかし現状として、イタリア全土でその認識が伝わってはおらず、場合によっては「グリーンパスじゃないから認められないよ」と言われてしまうこともあります。
イタリア語をイタリア人と遜色なく話せるならどうにかできるかもしれませんが、僕のように話せない人はおずおずと立ち去ることしかできません。
しかしそれほどまでにワクチン接種完了を証明することが求められているということです。
これなしではイタリアでほとんどのことができないか罰金(400~1000ユーロ)の支払いになるのでワクチンパスポートは忘れずに携帯する必要があります。
日本のワクチンをどうやってEU版かイタリア版にコンバートするの?
イタリアでは手元に日本のワクチンパスポートがあればEU版やイタリア版にコンバートできる可能性があります。
その方法に関しては今から解説していくのですが、自分が住民登録している地域のASL(いわゆる保健局)によって申請方法などが違うとの記載があります。
なのでまずは自分の地域のASLのサイトで調べる、もしくは直接問い合わせるなどする必要があるということを忘れないでください。
僕がこれから言いたいことはもうお判りでしょうが、あくまでも””シエナでの申請・所得””に関する解説ですので、方法や必要書類などに関して違いがある可能性を認識しておいてください。
どこから申請するの?
まずはASL ToscanyやSienaと入力して、ASLのホームページにアクセスしてください。(わかりやすさのためにホームページはGoogle自動翻訳で英語にしてあります)
その他の地域もASL+地域名などで容易に検索できると思われます。
下にスクロールすると”COVID-19 Info”というのがあるのでそこをクリック。
上から2番目にある”Online form for requesting recognition of Covid vaccinations carried out abroad”をクリック。
このページに個人情報などを入力していきます。
以下の画像にあるFirst dose vaccineからがワクチン接種情報の入力です。
1回目の接種のメーカー、日付、ワクチンパスポートの写真の順番で記入・添付していきます。
2回目の部分も同じですが、添付画像が同じな場合は添付の必要はないと思います。
規約などのチェックを入れますが、注意する必要があるのは1つ目のチェックの”I declare that I have received the first dose of vaccine in Italy”は日本で2回とも受けているならチェックを入れないでください。
必要事項の記入と添付が終わり、規約などのチェックが終わればSENDで送信し、申請手続き完了です。
申請後はどうするの?注意事項も!
申請した内容が認可されるとメールが届きます。(イタリア語と英語が順に記載されています)
僕の場合は申請して18日かかりましたので、すぐに来なくても気長に待ちましょう!
そのメールに証明書を受け取るためのサイトに行くリンクがあります。
ただし、申請者がイタリアの国民健康保険サービス(SSN)に加入しているかどうかで、できることできないことがあり、それによってどのリンクに飛ぶかが変わります。
というのも、学生ビザの所得者に限ってはSSNへの加入義務がなく、僕のようにネットで簡単に所得出来るGENERALI社の学生向け保険をとる人も多いのです。
また、SSNを持っていない場合はイタリアのグリーンパスのアプリなどは使用できず、これから説明する書類の所得で作業は終了です。
僕と同じ状況(SSN無し)であれば使えるリンクはhttp://www.dgc.gov.it/のみです。(メールに記載されているはずです)
このリンクを開くと、以下の画面が開かれるので、今度は右側にいくつかあるリンクのうち、一番目にある”Health insurance card”をクリックしてください。(このページもGoogleの自動翻訳で英語にしてあります)
するとこのページに飛びますが、User typeの二番目(真ん中)を選ばないと記入事項がこの画像と同じになりません。
一つ目のType of documentは、ワクチンパスポートに載っている身分証のことなので大抵はパスポートです。
その右側にパスポート番号を入力してください。
Code typeにはほとんどの人がAUTHCODEを選択します。
この右側にコードを入力します。
このコードは届いたメール(この項目で話しているメールのこと!)に記載されており、そのコードの種類(AUTHCODE等)も確認できます。
Certification languageはItalian Englishを選択しましょう。
そしてRetrieveをクリックすると、QRコードの画像と名前やワクチンに関する情報とQRコードが記載されたPDFファイルが所得出来ます。(もちろん両方保存だよ!)
こういうのが取れます!(これ以外の部分は個人情報ばっかだから見せられないよ!)
プリントアウトして持ち歩くのがベストですね!
SSNを持っている場合はこのサイトだけでなくアプリなどからでもQRコードが所得出来るので便利です。
日本にいるときにとれるの?
もし対象者がすでにイタリアに住んでいて、日本に一時帰国中という状況であれば、確実にできます。
なぜかというと、コンバートするには上で解説したように最初に個人情報を記入して申請するのですが、その中にイタリアでの住所の記載などは必要なく、唯一Fiscal code(納税者番号)のみが記入事項に含まれているからです。
このFiscal codeはイタリアでの生活を始める際に、最初に所得する必要があるものなので、この場合に対象者は確実にここを記入できるから日本にいても確実に申請できます。
一方でこれからイタリアに行く、という人の場合はFiscal codeを所持していません。
記入欄の下には”if owned”と書いてあるので所得前であっても申請できそうですが、欄には必須事項を示す赤いマークがついているため、ここを記入しないと申請完了できない可能性は十分にあります。
ちなみにFiscal codeは所持者の名前などを元に作成されるため規則性があり、名前や誕生日などを記入すれば自分のFiscal codeがどうなるかわかる、というサイトもあるそうなので、そういうところで調べて記入することも可能ではあるでしょうが、これからイタリアに行く場合はもしもを想定してそういうグレーなことはするべきではない、と僕は思います。
この欄を空白のまま送信できるかチャレンジして、ダメだったら諦めてイタリアに渡航するのを待つ、というのが最善策でしょう。
要するにFiscal codeがあれば確実に申請が可能、なければ微妙なので渡航を待つのがベスト、ということですね!
あ、Fiscal codeの所得方法についてはすでに記事で書いているので是非チェックしてネ!!!
まとめ
というわけで今回は日本のワクチンパスポートをEU版に変換する方法について解説していきました!
しかし、ここで見たから安心というわけではなく、状況は時々更新され変化するので、必ず自分の目で確かめてみてくださいネ!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
Ciao!! Sogni d’oro!!