改めましてタケルです。
新しく、ここのブログで記事を寄稿させて頂くことになりました。
前回の投稿で私がどうしてヨーロッパの移住を目指したかの、きっかけとなった出来事をお話しさせて戴きました。
前回の記事はこちらから
今回は改めてどういう経緯で私がヨーロッパへの移住を目指し、実際にヨーロッパで生活出来るようになったかをお伝えできればと思います。
社畜のドイツ立志伝!元社畜が語る人生の転機
素敵な出会いと魅力的な生活のある環境に身を置きたかった
移住をした一番の理由は、魅力的な国が隣接していて、且つ日本国内で旅行するような感覚で簡単にヨーロッパ内の国を行き来出来ることに魅力を感じたからです。
また、行先での出会いや出来事、生活スタイルというのがとても新鮮に感じられたので、長期で生活してみたいと強く思えたのが一番でした。
決定打になったのは本当に前回のブログで書いた、ストックホルムでの出会いです。
もちろん、大学時代に友人とヨーロッパに旅行したり、カナダに語学留学に行ったりしたこともあります。
ただ、その時はもっと友人と楽しい思い出を作ることに重きを置いていて、実際に移住して生活したいという意識は全くなかったです。
語学留学も、英語が喋れるようになれば就職活動に役に立つだろうという軽い考えでした。
しかし、就職をして日本の企業で仕事をしていくうちに、海外の生活に強い憧れを抱くようになりました。
社畜として働き自分の時間と心をすり減らすことに疑問を感じた
就職した会社は新入社員に対してきちんとした研修がある訳でもなく、少ないボーナスをもらう為に、雑に振られる仕事を対応したり、上司の尻拭いをしたり、半ば強要されたサービス残業をしたり。
会社と家の往復だけの生活に、最初は社会人になったからとか、出世する為には多く働かないといけないとか、無理矢理自分を納得させて働くモチベーションに繋げていました。
しかし、一生懸命頑張れば頑張るほど、自分をすり減らせているようで、いつしか、本で読んだ休みがしっかり取れて残業がない環境のあるヨーロッパに憧れを抱くようになりました。
その流れで、ストックホルムに行き、スウェーデン人金髪美女との素敵な出会いや実際現地で働いている人の話を聞いて、休みが自由に取れることや残業が基本的にない文化など、自分が置かれている状況と違う環境があることを知りました。
このまま日本にいて良いのかという疑問が日に日に強くなっていきました。
決断するまでが長く、決断したらネコまっしぐら
スウェーデンから帰ってきても、中々移住を決断することは出来ずにいました。
しかし、実際にヨーロッパで生活している人を友人経由で紹介してもらい、情報を共有してもらったりしていく中で、決意が段々と固まってきました。
ある日上司から理不尽に怒られた時、我慢の限界だったのか、張り詰めていたものが切れてしまい、その場で辞表を提出しました。
提出した後は意外に気分がスッキリして、移住に向けた段取りをちゃんと踏み始めました。
移住先は消去法でドイツ一択。現地大学を経て就職。
ビザが取り易く、日本の文化に理解があり、比較的仕事がありそうな国を探した所、消去法でドイツに移住先を決めました。
新卒から今まで一生懸命働いたので、自由な時間も欲しいと思って最初はワーキングホリデーでとりあえずヨーロッパにいこうと思っていました。
しかしヨーロッパに住んでいる友人から、こっちの大学を卒業すると就活がやり易くなるというアドバイスを受け、1年ほど準備をして無事大学合格。
(大学に関する詳しい情報はこちら)
移住と同時に大学でマーケティングを学びました。
日系企業への就職とヨーロッパ系企業の違い
大学を卒業した後、日系の物流会社の現地採用で1年ほど働きました。
思いのほか、就職口が少なく、就活には苦労しました。
(ドイツでの就職活動に関する詳細な情報はこちらから見れます)
その後、晴れて欧州企業のマーケティングの仕事に就くことが出来たのですが、日系企業みたいに暗黙でサービス残業を強要されたり、駐在員に対して意見が言えないような変な空気はなく、定時で帰るのが基本且つ上司とも活発に意見交換出来る環境です。
ただ、やはりお国柄の違いなのか、自分の非を認めず、くだらない言い訳ばかり言う同僚や上司も中にはいるので、違うストレスはありますが。笑
まだ現職は働き始めて間もないのでこれからかと思いますが、休みも自由に取れるし、自分の仕事を一生懸命やっていれば評価してもらえるし、日本での生活や日系企業の時と比べてもとても良い環境だと感じています。
休みや出張で訪れた各国での色んな出来事
ストックホルムでの素敵な出会いの他にも、大学在学中の長期休暇で訪れた国での出来事や、仕事の出張先での出会い、就職した後に休暇で訪れた国での一期一会等、ヨーロッパに来てからもその魅力に取り憑かれています。
またそれぞれ記事にして紹介出来たらと思っているので、楽しみにしていただけると嬉しいです。
それでは。