こんにちは輪島です。
今回はノルウェーに住んでいる僕から見たノルウェーをおすすめする理由について書きたいと思います。
ヨーロッパにも色々な国があるなかで、何でわざわざノルウェーを選ぶのかってのは考えるのは大事だと思うんだよね。
普通ならアメリカやイギリスなんかが最初に出てくると思うけど、それでもノルウェーをオススメできる理由があったりします。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” box_center=”false”]ヨーロッパの中でもノルウェーは断然おすすめです。その理由をここで解説しますね。[/word_balloon]
魅力溢れるノルウェー留学をおすすめする理由
今回留学に大学院と書いた理由はあります。
ノルウェーでは大学(学士)留学ももちろんできるんですが、色々条件的に現実的では無いんですよ。
詳しくはこっちで書いてあるんで読んでみてください
[blogcard url=”https://uueuro.com/admission-requirement-for-bachelor/”]
ノルウェーでは学費が無料
海外留学を考える上で大きなネックなのが学費などの費用ですよね。
ノルウェーは数少ない学費が無料の国の一つです。
もしあなたがアメリカで勉強すると年間の授業料が3万ドルや4万ドルなど簡単に行く中、ノルウェーに留学すれば学費の負担がありません。
ヨーロッパではEU市民は学費無料などは結構あるんですが、第三国の学生まで無料は他にドイツぐらいしかありません。
これは留学先を考える上でめちゃくちゃでかいメリットです。
優れた教育
ノルウェーは人口が約500万人と非常に小さく、それに合わせて大学数もTop Universitiesによるとたったの25大学しかないんですが、そのうち4大学もランキングしています。
大学の質も非常に高く、教授陣も学生に求める水準はとても高いものがあります。
勉強は大変で試験一つ受かるのにかなりの努力が必要ですが、ノルウェーで学位を取るとノルウェーはもちろん、ヨーロッパ内でも高く評価されます。
ノルウェーでは豊富なエネルギー資源や天然資源もあって工学、化学、海洋生物学、平和学など様々な分野で強みを持っています。
学生寮は基本一人部屋
地味にありがたいのが学生寮です。
オスロは家を見つけるのが難しく、また家賃も高いんですが、大学生は割安な学生寮に住むことができます。
良い点なのが学生寮はトイレ、シャワー、キッチンはシェアするものの、自分の個室が与えられるので勉強に集中することができます。
大学院生は家具付きの部屋を申し込むことができ、家賃も3,000クローネ(約37,500円)からとかなりお得で便利です。
何より自分で住むところを探さなくて良いというのは留学生からしたらかなりありがたいです。
ちなみに僕の元クラスメートの香港人はこの大学寮でCouch Surfinに登録して、旅行者をしょっちゅう泊めていました。
在学中にインターンシップをしたりノルウェー語を学べる
ノルウェーでは仕事は公に募集される前に人づてで見つけることが多く、仕事を見つけるのは大変です。
そうなるとノルウェーでコネを持たない日本人からしたら、仕事を手に入れるのはかなりの関門、そこで大きな助けになるのがインターンシップです。
学生であれば週に20時間までの労働が認められており、夏休みなどはフルタイムで働くこともできます。
また事情があれば学生ビザを一年延長することができるので、卒業を急がずインターンシップや仕事探しの準備に当てるのも良いでしょう。
そしてノルウェーでは仕事の多くにノルウェー語を求められますが、ノルウェーの大学院生は無料で学ぶチャンスがあり、卒業までノルウェー語を学ぶ時間的猶予があります。
こうすることにより大卒後の就職の可能性を高めることができます。
ノルウェーで学位を取るとノルウェーで働ける
ここまで来るとノルウェーはみんな金持ちで幸せな国なんじゃ無いかって感じも出てきますが、ノルウェーは実は仕事を見つけるのが難しい国でもあります。
しかしノルウェーで学位を取得すると、条件はありますがノルウェーで働くことができます。
ノルウェーは労働許可を出すのは結構厳しく、会社の面接に受かったらそのまま働けるわけではないんですよ。
EU市民権である日本人を雇うには余計な手間と費用がかかり、また正当な理由がなければ他のEU市民を雇えってノルウェーから言われてしまいます。
そんななかでノルウェーで労働許可を持つと他の求職者に対し非常に大きなアドバンテージを持てるんですよね。
給料が高い
ノルウェーはヨーロッパの中でも給料が非常に高い国です。
僕のノルウェー人の友達がに日本に来てくれたことがあったんですが、「日本はレストランが安いからすごい楽しい!」と言っていたのを覚えています。
ノルウェー人からすると日本の物価は安く感じられるんですよね。
北欧で一番偉そうなスウェーデンの平均月収は約3200ユーロで日本円にすると約390,000円なんですが、ノルウェーの平均月収は約4,700ユーロ(約574,000円)と大きく引き離しているんです。
ここから税金がかかるので手取りにはなりませんが給料が高いのは一目瞭然ですね
留学費用をすぐに回収できる
悠々が作成した留学コスパ表でノルウェーは堂々の一位を獲得しています。
[blogcard url=”https://uueuro.com/cost-europa-study/”]
生活費である程度かかってしまいますが、学費が無料のおかげでスウェーデンやデンマークなど他の北欧諸国より費用対効果の高い結果を出しています。
いい仕事を見つけられれば2年目の時点で留学費用分を稼ぐことも可能でしょう。
優れたワークライフバランスと平等精神
ノルウェーは男女平等が非常に進んでおり給料の差が全然なかったり、仕事もみんな5時前にはそわそわして帰り始めます。
1日の労働時間も基本7.5時間でプライベートの時間をとても大切にします。
有給は1年間で25日で、もちろんみんな消化します。
また労働環境も優れており上司が部下を人前で罵倒したりすることはありえません。
ノルウェーのユニークな政策の一つにノルウェーではみんなの給料をオンライン上で確認できるんです。
これによりノルウェーの政治家や首相、アーティストやあなたの同僚や上司の給料まで全て確認すことができちゃうんですよね。
僕の上司なんかも「インターネットでいくらでも見れるんだから、気になるんだったら自分の給料いくらでも教えるよ。」なんてかっこいいセリフを吐いてました。
これは社会の透明性の向上を目的としていて、これのおかげで給料面で不満を感じることが減ったと友達も言っていました。
治安がいい
ノルウェーはヨーロッパの中でも治安が良く、夜に女性が一人で歩いていることもしばしばです。
Wikipediaでthe United Nations Office on Drugs and Crime (UNODC)という国連がまとめた国ごとの10万人に対しての殺人発生件数に関する統計が見れるんですが、これによると日本は0.28でノルウェーは0.51と、日本よりは少し高いけどヨーロッパの中でもかなり低い数字です。
参考までにイングランドは1.22、スウェーデンは1.08となっているのでノルウェーが安全な国だと言うのが見て取れます。
フィヨルドなどの絶景の自然と観光地
北欧の中でも特に北に位置するノルウェーは観光資源の宝庫なんです。
たくさんのフィヨルドに山々、ノルウェーの中でも北に行けば夏は白夜で冬は極夜にオーロラと観光に困ることはまったくありません。
特にオススメしたい場所が二つあります。
一つ目はトロルの舌と呼ばれるフィヨルドの中にある場所。
そして二つ目はノルウェーの中でも北に位置するロフォーテン諸島です。
とても綺麗でしょう?
夏はハイキング、冬はクロスカントリーやスキーにスノボなどウインタースポーツがてんこ盛りなんです。
ノルウェーってヨーロッパの中でも1、2位を争うぐらい綺麗な国なんじゃないかと思ってます。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” box_center=”false”]特にノルウェーに移住したい人は大学院に行くのが超おすすめ!。僕がノルウェーで就職できたのも大学院のステップを踏んだからです。[/word_balloon]