【ワーホリ】ノルウェーでの仕事の探し方や時期について

こんにちは輪島です。

前回はノルウェーで就職するポイントをまとめたんだけど、書いててワーホリの場合は条件が結構変わってくることに気がつきました。

インターネットを見てもノルウェーでワーホリの情報って手続き関係は色々出てくるけど、仕事関連はそんなにないんだね。

僕はノルウェーに来てからワーホリを利用してノルウェーに来てる人に何人か会ったけど、多分日本人からしたら珍しいんでしょうね。

ということで、今回はワーホリの人向けにコツを書こうと思います。

ノルウェーでサバイバル!難関の仕事探し

ちなみに今回のテーマも仕事探しがメインなので、前回の正社員になるためのポイントと被るところが多々あると思います。

なんでよければそっちの方も読んでくれると全体のイメージ掴みやすいですよ。

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[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” box_center=”false”]ノルウェーは大変なこともあるけど、僕ができるアドバイスもあるよ。これを読んで参考にしてね。[/word_balloon]

ノルウェー人の傾向

ノルウェー人ってちょっと日本人と似たようなところがあって、結構シャイです。

ノルウェー人は英語めっちゃ上手だし、英語で話しかければ英語で答えてくれるんだけど、お店ではノルウェー語で話しかけられるし、オフィスでもノルウェー語が基本です。

オスロなんかに行くと移民系の人たちがたくさんいて、社会が統合されているような印象があるんですが実はそんなにみんなハッピーってわけじゃないんです。

僕の友達にノルウェーでITの仕事を何年もしてる中国人のお友達がいます。

彼はノルウェー語もかなり上手に話せるんですが「ノルウェー人の友達もインターナショナルな友達も両方いるけど、両方のグループと一緒に遊ぶことは全然無いんだ。ノルウェー人は英語も上手だけど外国人と付き合い方が違うみたいで結局ノルウェー人とノルウェー語で話してる方が居心地がいいみたい。その反面インターナショナルな友達はノルウェー人はあまりフレンドリーじゃないから打ち解けるのが難しいって言ってた。」と興味深いことを言っていました。

ノルウェーの地理

もう一点仕事探しの前にノルウェーがどんなところかってのをお伝えしときます。

向こうの記事でも書いたんだけど、ノルウェーは人口が結構少ない割に日本並みの国土なんですよ。

そうすると土地はめちゃくちゃ広く、日本から見たらめちゃくちゃ小さいような地方の町が大乱立状態です。

そうすると下手な地方都市は冗談抜きでアルバイトの募集がゼロなところもでてくるんですよ。

なんでワーホリで仕事を探すときはOsloBergenStavangerなどをオススメします。

ちなみにBergenとStavangerはノルウェーの観光地としても有名なのでそれ関連の仕事は他より出て来やすいです。

ファームの仕事は?

そうするとオーストラリアみたいに農家でピッキングの仕事があるかもって感じるんですが、実はそうじゃないんです。

ノルウェーも日本と似た部分が合って、ノルウェーは山がすっごいたくさんあります。

むしろ坂と山とフィヨルドばかりで平坦な土地があまりないんです。

ノルウェーは緯度が高く気候が極端なせいで農業はかなり向いてないんです。

農林水産省の統計によると日本の耕作地は約452万ヘクタールで国土全体の約12%ですが、ノルウェーは約100万ヘクタールでたったの2.2%ぐらいです。

つまりオーストラリアでワーホリの人たちに人気のフルーツピッキングの仕事なんかもかなり限定されちゃいます。

そして厄介なのがノルウェーのワーホリは同一雇用主の下では6ヶ月間しか働けないこと。

これのせいで雇用する側は手間やすぐ辞められることを嫌がって積極的に雇ってくれません。

ただ果物のピッキングの仕事は限定されるとは言ったものの、少しはあったりします。

注意点なのは給料が出ないことが多いことですね。

条件なんかも三食食事と寝床付きの代わりに給料がなかったり、一部お小遣い的なものがもらえたりなどばらばらです。

僕が知る限りは下の二点です。

Help on a organic fruit farm in the fjords of Hardanger, Norway

Norway Farm Jobs – Harvest and Seasonal Work

この辺は今後も何か見つけたら更新します。

都市での仕事探し

これはもう正社員版とアドバイスは基本一緒ですが、6ヶ月間しか同じ雇用主で働けないっていう縛りがあるのでカフェ、レストラン、ホテル系がメインになります。

向こうでも書いていますが、ノルウェーでは仕事の応募は基本あまり表に出てこなく、知り合い経由で見つけることが結構多いです。

そのためにも友達作りがノルウェーで仕事を見つける上で一番大事です。

とにかくいろんなイベントに参加したりして友達を作ってください。

ただ僕の中国人の友達が上で言ってたようにノルウェー人と外国人はあまり混じることが多く無いでしょう。

なので意識的にノルウェー人と積極的に友達になっていく必要があります。

例えばOsloだと僕もたまに行ってるSub Japanという日本人とノルウェー人のコミュニティがあります。

ここはカフェで日本に関連するイベントをやったり、日本に興味があるノルウェー人が集まったりしているので、特に最初の情報集めや友達作りにオススメです。

例えばワーホリできた日本人は、こっちで日本人観光客が来た時の空港からホテルまでの送迎のアルバイトを人づてに紹介されたと聞きました。

インターネットではこの仕事は見かけなかったそうです。

カフェやお店、ホテルは直接CVを配る

これはヨーロッパでもやってる国とやらない国に別れるって話があるってきいたんですが、ノルウェーでは今でもお店にいって直接CVを配って仕事探しをします。

ここら辺は正直隠キャ気質な僕も苦手だけど、とにかく一軒一軒歩いてCVを配っていくことになります。

毎週同じお店に行って根気よくCVを配るとそれ程やる気があるとみなされます。

カバーレターにいつでも働けますと書く

欧米ではCVの他にカバーレターを一緒に出したりします。

カバーレターは自分がどんな経験やスキルがあったり志望動機を書いたりするんですが、僕の友達のギリシャ人はこのカバーレターに「平日でも休日でもいつでもどのシフトでも入れます。シフトに関しては一切文句を言わず、仕事を最優先します。」とかなり強くアピールしていました。

これのおかげかこの友達はノルウェー語が話せないくせに、来て1ヶ月でウェイターの仕事を見つけていました。

あると有利な職歴はノルウェーにも展開してるレストランや寿司職人!

日本人が経営しているレストランは非常に限られますがサーモンの一大産地のせいか、ノルウェーではやたらめったら寿司屋さんを見かけます。

恐らくノルウェーも昔から魚を食べる習慣があるので寿司は人気なんでしょう。

もしもあなたが寿司屋で働いたことがあるならそれは絶対にCVに書いて積極的にアピールしましょう。

僕の好きな日本食屋のオーナーが「ノルウェーで一番仕事を見つけやすいのは寿司シェフだ。」と豪語してました。

もしあなたがワーホリ使っていつかノルウェーでいつか働きたいなって考えてたら、今すぐ他のアルバイトを辞めて寿司屋にアルバイト転職しましょう。

さらに言うと、ノルウェーではワーホリでなく正社員としてビザを出してもらう場合にはある一定以上の経験をノルウェーのビザを管理するところに証明する必要があります。

なのでとにかく何が何でもノルウェー移住したいって人は、明日会社に退職届をだして、仕事を辞めて日本で明後日から寿司屋で修行してください。(もちろん自己責任でお願いします)

もう一点仕事を見つける上で有利になれるのがレストランです。

ノルウェーにはHard Rock CafeT.G.I.FridayStarbucksなどの外資レストランが進出しています。

ここで働いた経験があれば、ぜひノルウェーでもチャレンジしてみてください。

いく時期がめちゃくちゃ大事

もう一つ大事な点はあなたがノルウェーに行くタイミングです。

ノルウェーは緯度が高いおかげで夏はずっと明るく、逆に冬はずっと暗いです。

ノルウェーの主な観光シーズンは5月頃から9月頃までです。

この時期は観光客もたくさん来ますし、ホテルやお店も賑わいます。

なのでこのシーズンが始まる前にノルウェーに来てください。

3月か遅くとも4月にはノルウェーに来ましょう。

こっちに来てから部屋探しや色々な手続きなどもありますので個人的には3月に来ることがオススメです。

5月に来るようではもしかしたら仕事探しは遅いかもしれません。

そして家のペンキ塗りやリゾートバイトなどのSummer jobも事前に募集されたりします。

逆にノルウェーの冬は太陽が全然出ないので昼でも暗いことは日常茶飯事です。

ノルウェー人は「冬はカフェやレストランやお店の売り上げが3割落ちる。」とドヤ顔で言ってました。

なのであなたが秋に来てしまうと最初の半年間仕事が見つけられない可能性があります。

現にこっちで知り合った日本人は9月に来たために年を越しても仕事を見つけられず落ち込みながら日本に帰って行きました。

一年いられると言うのは、逆に言うと同じ季節にはもういられないという意味です。

あなたがノルウェーに来る時期は、あなたがサバイバルできるかどうかを左右する大きな要素になるので超気をつけてください。

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” box_center=”false”]盲点なのが出発時期。ノルウェーは季節の差が激しく、冬は-25度に達する年もあるよ。冬は一部の仕事以外売り上げでないみたいだから気をつけてね。[/word_balloon]