ラピュタのモデル!?天空都市チヴィタに行こう!!

Ciao!!

バイト先になるはずだったレストランが閉業・撤退していてガチ凹みしている筆者です。

オーナーに厨房で働いて良いって言われてたのに2か月もしないうちに閉まるなんてあんまりだ…

というわけで今回は天空都市チヴィタへの行き方について解説していきます!

チヴィタとは?

チヴィタ(Civita)とはイタリアのラツィオ州にある小さな美しい崖上の街です。

街の周囲が崩落していき建物なども崩壊の危険がある、「死にゆく街」と言われています。

また、ジブリの大人気映画、「天空の城ラピュタ」のラピュタのモデルになったと言われる街でもあります。

こんな場所に街を作ったのは、約2500年前、エトルリア人だそうです。

エトルリア人は後ほど解説に少し出てくる、ウンブリア州のオルヴィエトという崖上の街も作っています。

チヴィタの街に入る道はたった1つしかなく、ちょっと長めの橋を渡らないといけません。

今でこそ近代的な橋ですが、昔は橋が何度も崩落したり、地上の道から登って行ったりしていたようです。

ちなみにチヴィタは割と最近に、2回くらい世界ふしぎ発見で紹介されていました。

それではチヴィタへの行き方を中心に詳しく解説していきます!

チヴィタへのアクセス

チヴィタへの交通手段は限られており、基本は以下の方法…というかバス、もしくは車でしか行けません!!

行程

オルヴィエト(Orvieto)→バニョレージョ(Bagnoregio)→チヴィタ(Civita)

オルヴィエトへの行き方

・ローマ(Roma Termini)から電車で約1時間20分

・フィレンツェ(Firenze S.M.N)から電車で約2時間

・シエナ(Siena)から電車(乗り継ぎあり)で約2時間+キウージ(Chiusi)で乗り継ぎ待ち約1時間

オルヴィエトに止まる電車は基本各駅停車のみなのでご注意を!

バニョレージョへの行き方

・オルヴィエト(Piazza Cahen)からバスで約1時間(駅前の雨除けの付いたバス停からも乗れるっぽいです)

ここで一番重要な情報として、このバスは日曜日は動いていないことをお伝えします。(そう、バスに定休日あるんです…)

なのでチヴィタ観光は必ず日曜日以外を選びましょう。

バスのチケットは駅や街のタバッキで購入できるので、往復分購入しておきましょう。

また、バスの本数も少ないため、あらかじめ調べておいてタイミングを合わせて行った方がいいです。

時刻表は以下のサイトで、Orari Bus Cotralを選択、開かれたページで出発地と目的地を入力すると現在の時刻表が出てきます。

Cotral. (cotralspa.it)

一応、チケットを購入したタバッキで時刻表があるかを聞くと、店員さんがタブレットで見せてくれたので、気になる方は聞いてみるのもありでしょう。

チヴィタへの行き方

・バニョレージョからチヴィタまでバスで約10分

オルヴィエトからのバスが到着した近くの広場からミニバスに乗れるようです。(チケットは運転手から買えるそうです)

ただ、個人的にはミニバスの場所がわかりにくいし時刻表なんかもわからないので徒歩をオススメします。

ここからチヴィタまで徒歩でも20~30分で行けますので。

チヴィタからの帰り

帰りは行きの逆でいいのですが、バニョレージョからオルヴィエトのバスの本数は限られていますし、オルヴィエトから電車でローマやフィレンツェに戻る場合はこの各駅停車の本数も限られてくるので事前に時刻表をしっかり調べておきましょう。

チヴィタ観光

ここからはチヴィタ観光に関する解説です!

オルヴィエト⇔バニョレージョ間のバス

単刀直入に言って、ヤバいです…

何がヤバいかというと、運転ですね…

どうやばいって、オルヴィエトとバニョレージョの間は地形的にも運行ルート的にも山のくねくねした道を通ります。(乗り物酔いしやすい人はこの時点できつさ分かりますね…)

しかもイタリア人と言えば運転が荒い人が多いのですが、バスの運転手であっても例外ではありません。

乗り物酔い(特に車)酷いタイプの筆者が1度乗った時はそれはそれは…ハイスピードで右に左に…前につかまったりしないと通路に転げそうになる中、運転手はひたすら片手で電話を掛けながらハンドルを操作(お前げらげら笑ってる場合じゃないヨォ~!?)し、バスの正面は何にもない…なんて状況でした(筆者がくじ運めッッッッッッちゃ悪かっただけの可能性ももちろんあります)

少しでも不安な人は酔い止め必須です。

ちなみに筆者は朝に1日効くタイプの酔い止めを飲んでたのですが、乗って5分で酔ってオルヴィエト到着の15分前くらいには身体が痺れて限界が近かったので、追い酔い止め飲んでギリギリ持ちこたえました☆

あと筆者が片道分の話しかしてないのは、オルヴィエトで日本人の方と知り合ってバニョレージョまで車で送ってもらったからです。(普通の車でもちょっと酔いました)

もし乗り物酔いが酷いというならば、可能であれば車で行く方がマシなので検討してみては…

バニョレージョからチヴィタへの道程

バスを降りてPorta Albanaという城門の史跡があるので、上側のルートをひたすら歩いていくのがチヴィタへのルートです。(城門もわかりやすいし付近に案内板もありました)

しばらくバニョレージョ内を進んでいくと、チヴィタに入る前の駐車場があるのを目印にここで右の歩行者用ルートに曲がってください。(一応イタリア語で歩行者用みたいなことが書いてある看板がありました)

またすぐに左へのカーブがあるのですが、そっちに進んでいくと左側に展望エリアに上がる階段があるので、ぜひ上がっていきましょう!

まさに天空に浮かぶようなチヴィタが見える非常に素晴らしい景観が見られます!!!

この記事のアイキャッチや最初の方に載せた写真はそこから撮ったチヴィタです!

そこから降りて道に戻ると、しばらくこんな場所を坂を上ったり下ったりしながら直進します。

道を抜けるといよいよチヴィタです!

左側にチケット販売所があるので販売機か窓口でチケットを買い、チヴィタへの橋の手前にいる係員にチケットを見せると、いよいよです!

この橋、割と長いのと上りがそこそこきついので頑張りましょう。

風が強いと周りに遮るものが何もないので物が飛んだりしやすいので身の回りのものが飛ばないように気を付けてください!

チヴィタ内

中に入っていきます。

と言ってもチヴィタは本当に小さいので中で見るものはそんなになかったりします…

周りは切り落としたような変わった地形が遠くに見えるだけなので、そこから見える景観が~とかはあまりないです。

ただちょっとした考古学博物館や有料の庭園などがあったりして、時間があればぜひ寄ってみるといいのではないでしょうか!

筆者はひそかに旅先の考古学博物館に行くことを趣味としているのですが、時間などの都合で行けなくて残念でした…………

あとは小さな教会があったり

美しい庭が見えたり

そして何か美味しいものを食べて、天空都市でのんびりしていきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

チヴィタは日本からの旅行だとここを目的で来るか長期の旅程を組むかでないと、なかなか来るチャンスはないかもしれません。

しかし実際に見ると文字であらわしきれない美しさがあり、後悔することはないでしょう!

機会があればぜひこの天空都市に足を運んでみてはいかがでしょう!

筆者が住んでるシエナも良い街だから遊びに来てネ♡

シエナを旅行しよう!現地学生が教えるオススメ観光スポットとは!? | 悠々ユーロ生活 (uueuro.com)

それではまた次の記事で!

Ciao!! Sogni d’oro!!