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初めまして、チェコ在住歴4年、現在はプラハのフランス系企業で働いている井上です。
さて、昨年2018年、チェコと日本との間でワーホリ協定が結ばれ、晴れて日本人もワーホリビザでチェコに滞在、労働をすることができるようになりました。
ワーホリの選択肢は広く、チェコ以外も含めると、2018年11月時点で日本とのワーホリ協定を結んでいるのは22カ国。
選ぶ側からすると様々な選択肢がありみなさん別々の目的や理由があるかと思います。
私は過去、2ヵ国(アイルランドとノルウェー)でワーホリを行い、現在はチェコに住んでいるという経験柄、割と広い目線でワーホリを比較できると思います。
今回は、そんな私の目から見た、チェコという英語圏以外でワーホリをするメリットについてまとめていきたいと思います。
ワーホリってどんな制度?
まずはワーホリの目的を考える上で前提となる、海外に新しく引っ越して住むということを改めて書いていきましょう。
ワーホリは18歳から30歳までの若い人たちを対象にしており、大学生から、一度社会人を経験した人まで門戸は幅広く、私のように日本で社会人経験のない元フリーターのようなものも受け入れてくれます。
コンセプトとしては、海外での就労経験を通じ、視野を広げ、言語を学習し、現地の友人を作り、かつ生活費は現地で稼ぎましょう、というもので、海外での生活にあこがれる人にとっては、まさに夢のようなプログラムです。
ところが、交換留学などと違い、注意しなくてはいけないのは「全て自分でオーガナイズ」しなくてはいけない、ということです。
ワーホリに申し込んだからと言って急に現地での仕事がもらえるわけではなく、ワーホリビザを得るというのは、ただ現地で1年間仕事ができる権利を得た、というだけで、住居の確保、仕事探し、友人コミュニティの形成などは、全て自力で行わなくてはいけません。
英語圏でワーホリするメリット
英語圏以外の国でワーホリを行うメリット、という本題に入る前に、そもそもなぜ英語圏でのワーホリが人気なのか、という点を見ていきたいと思います。
上述の通り、ワーホリのコンセプトは現地で働く権利を得る、というものですが、ワーホリ中に得られる仕事とその稼ぎなど、微々たるものです。
戦前の移民じゃあるまいし、「よっしゃ、オーストラリアでワーホリして億万長者になったろ!」みたいな意気込みでワーホリに行く人は、多分そんないないと思います。
では、ワーホリをする人たちの多くの狙いは何でしょうか。「友人形成」と「語学上達」、この2点が、目的をもってワーホリに行く人たちの主たる狙いだと思います、実際に私もそうでした。
というわけで、英語圏でワーホリをする大きな大きなメリット、というのは「ネイティブ」のいる環境で英語が学べる、ということなのです。
また、英語圏とは、いわゆる英語が日常会話として使用されている国を指し、ワーホリで人気なのは例えばアイルランド、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、カナダなどで、こういった国は賃金水準が高いことでも有名です。
なので、現地で語学学校に通いネイティブの英語を学んでネイティブの友達を作って、ガッツリ働いて生活費も稼いじゃおう、という夢が見れるのです。
英語圏でのワーホリの実態
さて、私は上述のようにアイルランドで語学学校に通いながらワーホリをしていました。アイルランドは自然がキレイでビールがおいしいことで有名です。
そんなアイルランドに、期待に胸を膨らませて旅立った私が、現地でどんなことを学んだかというと、実は、思ったよりも成果が上がらなかったことが現実でした。
私はいくつかここのブログでチェコのワーキングホリデー(以下ワーホリ)に繋がりそうな情報を発信しています。 それは私も昔ワーキングホリデーでアイルランドに行ったことがあるからです。 私は2008年にアイルランドに行きました …
まず、仕事ですが、そもそも英語の勉強をしにいったので、英語が堪能ではなかった私にできる仕事は、コンビニやファストフードのアルバイトなど、非常に限定された、稼げる給料が安い割に、あまり英語が身に着けられないようなものでした。
マクドナルドの求人などはありますが、当時の私からしたら、いや、こんなん日本でやっても同じやん、わざわざアイルランド来てるのに、もっと他の英語が身につくような仕事さがそ、という気持ちでした。まあ、案の定、英語の文法のおぼつかない私にできる仕事などなく、語学学校で散財した私は現地で英語圏水準の高い高い生活費を賄えず、最後はアイルランド名物ジャガイモに毎日醤油をかけて一日の食費100円以下、という戦災孤児のような暮らしを経て日本に帰ってくる有様でした。
続いて、ネイティブの友人に関してですが、全くできませんでした。いや、多分これは私以外にもワーホリや語学留学経験した人には身に覚えがあると思いますが、そもそも出会えるコミュニティが無いのです。
私の主たるコミュニティの場は、語学学校で、つるむ相手といえばそこに留学しているアラブ人やアジア人でした。そうです、大学にでも通わない限り、現地のネイティブの友人をつくるのって、かなりハードなもんなんです。
そもそも、日本の大学に行っていた時にすら、キョロ充の私は周りに打ち解けることができずに結局中退してしまったのに、そんな私が超アウェーな現地の環境で現地の友人を作っていくなどもといハードルの高い話だったのです。
というわけで、英語圏にはもちろん英語圏なりのメリットがあるのですが、それを活かせるか、というと全然別問題なわけです。
ワーホリを英語圏以外(チェコ)ですることのメリット
さて、上記の失敗をもとに、続いて英語圏以外でのワーホリのメリットについてツラツラ書いていきましょう。
友人のできるできないは、ある程度属するコミュニティに応じる、というのが私の理論です。さて、チェコでは私はどんなコミュニティに属したかというと、いわゆる「Prague expatriate」と呼ばれる、在プラハの外人コミュニティです。
このようなコミュニティに属してるイギリス人とかアメリカ人って、彼らから見ても海外に来てるわけなので、非常につるみやすいんですよね。こうしたコミュニティで、皮肉なことに、私はアイルランドでは得られなかったアイルランド人の友人を得ました。
英語圏のように中国人韓国人の語学留学のメッカと化しているわけでもないので、語学学校に通えば雑多な人種と知り合えることができます。ベラルーシ人、ロシア人、ウクライナ人、など、チェコで英語を学ぶ旧共産圏の学生もプラハには数多くいます。ちなみに、私の人生初の外人の彼女は、プラハの語学学校に通っていた時に知り合ったロシア人でした。
求職に関しても、絶対に現地語ができなくてはダメ!といった空気ではないです(ドイツ、フランスなど、現地語が強い国は別ですが)。
チェコで働くメリット、と銘打ちましたが、厳密には「プラハで働くメリット」です。日本でも、屋久島で働くのと銀座で働くのとでは全く環境が異なるように、チェコも、首都プラハとその他の地域とでは、かなり労働環境に差がありますので …
チェコは母国語話者がたかだか数百万人ですので、チェコ語に採用条件を絞ってしまうと、優秀な人材を集められないことをチェコ人側も熟視しています。というわけで、アルバイトはもちろん、正社員としての仕事をさがすさいにも、別にチェコ語ができず、英語だけでもなんとかなっちゃいます。
というわけで、英語圏でワーホリをするメリット、英語の上達、や英語での仕事の機会、というポイントは、そっくりそのまま、プラハのようなインターナショナルな都市に住んでも同じことが言えてしまうのです。
おまけに、チェコの物価はアイルランドのせいぜい6~7割の水準です。英語の語学学校にかようのにも、プラハならアイルランドの半値で質のいい学校に通えてしまい、お金のない学生などには非常に良い選択肢だと思います。