ドイツで10番目に大きく、年間400万人の旅客をあつかう中規模空港です。主な運航便としては、ドイツ国内各都市以外に、フランスシャルル・ド・ゴール空港や、アムステルダムなどへの直行便が飛んでいます。
個人的な印象では、市内からのアクセスはわずか12分と非常に使い勝手がいいものの、ファシリティは充実しているとはいいがたく、デュッセルドルフ空港のように1時間以上お店を回って時間を潰せるような環境ではありません。
空港へのアクセス
空港へのアクセスは、地下鉄（U-Bahn）、バス、タクシーの3パターンが挙げられます。
地下鉄
ドイツ国内でも屈指の市内からのアクセスの良さが、ニュルンベルク空港のウリです。メインステーションであるニュルンベルク駅から、地下鉄「U2」でわずか12分という規格外の近さです。U2というのは、地下鉄の番号で、駅に入れば飛行機のマークがついた標識があるので、どこがU2の乗り場かすぐにわかります。
チケットはAタリフで、わずか3.2€。地下鉄は毎日朝4時から夜1時まで、10分毎に運行しており、ドルトムント空港のように1時間に一本しかこないシャトルバスで空港に向かう、というわけではありません。
ちなみに、チケットを買う際は、以下の販売機を使用します。
バス
32番、または33番バスを利用すれば、市内から空港までのアクセスがおこなえます。ただ、上述の地下鉄の便利さに勝てませんので、バスを使用して空港まで向かう人はほとんどいません。
タクシー
タクシーを市内まで利用すると、15~20分くらいで料金は20ユーロ程度です。これを大幅に上回るような料金設定の場合、ぼったくりの可能性があるので注意しましょう。
空港ファシリティ
ドイツで10番目に大きい、という微妙な立ち位置の空港のため、ファシリティの種類も微妙です。私は以前、早朝の便だったので、深夜に空港にinして、一泊時間を潰そうかと思いましたが、ものの見事に何もない。
空港の椅子には何人か寝ている人が見受けられますが、非常に閑散としており、まだメインステーションのニュルンベルク駅のほうがカフェなど開いており、一夜明かすには向いています。
ニュルンベルク空港で唯一24時間営業しているのがマクドナルドで、Hannover空港のようなコンセントもゆったりできる机もありません。
唯一の救いは、Wi－Fiが無料なことです。
また、9時以降になれば比較的居心地のいいCafé Fellowなどが営業を開始します。