社会人になると使い勝手の良さから、ビジネスホテルなどを使用するようになり、いつしか若いころの冒険心などは色褪せていきます。
私も、20代のころはバックパックなどをしてアジア、欧州の安いホステルを泊まり歩いていましたが、社会人になり、そういったものとはすっかりご無沙汰になってしまいました。
今回は、旅人のちょっとした冒険心をくすぐる、ドイツのホステルの使い方についてです。
ホステルって何?
ホステルとは、一人部屋が与えられているホテルとは異なり、一つの部屋に複数のベッドが用意された、ドミトリー形式の宿のことです。
それゆえ、寝室は見知らぬ旅行客と相部屋、中にはキッチンシェアの形態のホステルもあり、そういったところでは、夜な夜な長期滞在客などが自炊をしている姿に遭遇することもできます。
旅先で見知らぬ旅行客と知り合う機会が欲しければ、ホステルに泊まるのがおススメです。長期滞在しているバックパッカーなどが、興味本位で話しかけてくることもあります。
ホステルに泊まる際の注意点
ホテルなどと違い、相部屋ですので、個人の荷物には注意が必要です。
中には、受付でロッカーのカギをくれるところもありますが、このように、ロッカーには自分で買ってきたカギを取り付ける仕様のところもあります。
最近では、ホステル側も防犯には気を付けており、防犯カメラなど設置していますが、それでも、財布、パスポートなど、なくすと困るものは、手元から離さずに置きましょう。
また、相部屋という性質上、楽しい出会いだけではなく、いびきがうるさい旅行客、酔っ払い、などと相部屋になる危険性も当然ながらはらんでいます。
ホステルのファシリティ
値段が安い分、最低限のものしか用意されていません。
例えば、これはドイツのホステルチェーンA&Oですが、バスタオルなどはついておらず、自分で持ってくる(もしくは有料で借りる)必要があります。
受付ロビーには、このようにWi-Fiとコンセントが完備されており、ノマドワーカーにはうってつけです。
また、受付は24時間営業しており、水やコーヒーなど、簡単なものであればここで手に入ります。
ホテルと比べると、便利とはいいがたいホステルですが、値段が安い、新しい出会いがある、など、特に学生には魅力的なアコモデーションだと思います。