日本同様、チェコでも出会い系サイトを使ったデートが増えています。時には一夜限りの関係、場合によってはそこから本物の恋愛に発展していくこともあります。その織り成されるコンパクトな恋愛模様は、まさに新世代的なものでしょう。
今回は、僕、33歳の井上が、体を張ってプラハでチェコ人と出会い系アプリでデートをしてみたときのことをレポートします。
高卒アラサー井上の出会い系体験記@プラハ
僕は恋愛ごとにあまり出会い系などを持ち込むのは好きではなく、日本にいたときからそんなにお世話になったことはありません。ただ、僕がプラハに着たてのころは、友達もいないまま、日々さみしい思いをしていたため、怖いもの見たさでオンラインアプリに手を出してしまいました。
僕のスペックとしては、33歳、身長は160センチ中盤で、顔もハンサムではありませんので、他のヨーロッパ人男性たちと比べてそこまでイケているというわけでもありませんが、まあ使って減るものでもありませんし、という下心で、Tinderの使用を開始しました。
さて、結論からいくと、僕がプラハで出会い系を一ヶ月ほど利用して出会えたのは4人です。チェコ人が1人、スロバキア人が1人、カザフスタン人が1人、チェコ人とアジア系のハーフが一人でした。
それぞれと、どんなデートをし、結果どのようになったのか、以下まとめていきます。
デートその1:チェコ人
さて、僕の人生でチェコ人女性とデートするのは今回が初めてです。日本に住んでいた時も、アメリカ人やフランス人はたまに見かけましたが、チェコ人、にはお目にかかったことがありません。胸が高鳴りますね。
今回のデートコースは和食料理屋です。薄給のチェコ人に高級な日本食を奢ってやれば喜ぶだろう、という安易で下世話な作戦をたてた結果です。
ところが、このチェコ人の女性、日本人の男とデート慣れしているらしく、今回僕がチョイスして奮発した店も来たことがある、と言われてしまいました。
会話も微妙にかみ合わず、結局、高い日本料理を奢ってあげただけで、美味しい食事にはありつけたものの、それ以上の美味しい思いをすることはありませんでした。
ちなみに、この子は日本語学科に通っており、そのため、ライバルも日本人の男性が多いのでしょう。他の高スペックな駐在系日本人男子には、僕はかないませんでした。
デートその2:スロバキア人
チェコに住んでいるスロバキア人に言わせると、「スロバキア人女性はチェコ人女性より可愛い」だそうです。僕のデートしたスロバキア人も、笑顔が可愛い感じの子でした。
前回の失敗を活かし、いきなり高いレストランに連れて行くのはやめて、カフェでデートすることにしました。
ただ、経験値の浅い僕には、カフェでトーク以上のことができず、カフェで話している最中は盛り上がったはずでも、帰ってからまた連絡してみると返事がこず、僕が一回目のデートで振られた感じで終わりました。
デートその3:カザフスタン人
同じ共産主義繋がりということもあり、プラハにはカザフスタン人が多数住んでいます。僕の3人目のデート相手は、プラハで働いているカザフスタン人の女の子です。英語、カザフスタン語、ロシア語、チェコ語を駆使する言語スペックの高い女の子でした。
今度は、日本食屋でも、ありふれたカフェでもなく、お茶の美味しい喫茶店、という乙女心をくすぐるチョイスをしてみました。
さて、今回の子、結果的に何回かデートに持ち込めたのですが、結局体の関係までは至りませんでした。戒律が厳しいのでしょうか。
デートその4:チェコ人ハーフ
最後に、チェコ人と韓国系のハーフの女の子とデートしました。ちなみに、現在チェコで現地人の顰蹙を買っている右翼政治家は、日本人とチェコ人のハーフだそうです。
今回の子は、もともと日本に興味を持っており、大学でこそサイエンスの専攻ですが、自前で日本語を勉強し、片言で話せる感じでした。顔こそとっても美人とまではいけませんでしたが、愛嬌のある顔で、前回までの経験を活かし、この子とは頑張ってベッドインまで持ち込みました。
ただし、結局何回か一緒に寝たものの、それ以上に盛り上がることはなく、僕に新しい彼女ができたこともあり、結果自然消滅する形になりました。
結論
さて、井上の体を張ったレポートによると、スペックの低い日本人男子の僕でも
- プラハで出会い系を活用すると一ヶ月で4人くらいはデートできる
- 出会える種類は、やはり日本通の女の子が多い
- その中の1人くらいとは体の関係を持てる
- 出会ってからその先の発展は、自分の腕次第
- プラハには多種多様な人種が住んでおり、色々な国の女の子とデートできる
という結論に達しました。
ただ、やはり出会い系は出会い系ですので、それ以上の関係に発展させるのは難しいのではないでしょうか。本気の恋愛をしたい場合は、やはり正攻法で行ったほうがよいのでしょう。