ワーホリを考えてる方必見:チェコやヨーロッパに行くオススメの時期

ワーホリで海外に行く場合、一部の国を除いて一年間までと期間は決まっています。

さて一年間と聞くと時間は沢山あるような気がしますよね。

しかし一年と言うのは時間は沢山あるようで短いとも言えます。

時間が限られていると、実はワーホリに行くタイミングも重要になってきます。

今回は一年と決まっている国、特にチェコやヨーロッパに行く事を前提として、どの時期に行くのがいいか、逆に悪い時期はいつかについて書いていきます。

ワーホリで海外に行くタイミングを考えよう

なぜ行くタイミングが重要になってくるのでしょうか?

これは色々と注意点があります。

注意点1.家探し

日本では3月に学生が卒業して、大学や就職のために引越しシーズンに当たります。

ヨーロッパでは国によりますが、大体9月と10月に新しく大学に進学する影響でその時期に住む所を見つけるのは難しくなります。

さらにヨーロッパではエラスムスという交換留学プログラムが非常に盛んで、毎学期沢山の大学生が交換留学のために引っ越します。

春、夏学期は1月か2月に始まるのでこの時期も家探しは難しくなります。

注意点2.仕事

ヨーロッパはシーズンで仕事にも需要と供給の波が有ります。

私の肌感覚で言うなら、正直日本より時期によって仕事の見つかりやすさが大きく変動します。

これには幾つかの説明ができると思います。

  • ヨーロッパの国々は単体で見ると日本より人口が少なく、そもそも経済規模が小さい。
  • 日本の様に様々な産業がすべての国に育っているわけではない。
  • 国によって日本並みに労働者を解雇しづらい国もあり、雇用主側は新しい人材を雇うのを躊躇いがちになる。
  • 南欧を除いたヨーロッパは気候的に北海道に近く、冬の日照時間が短かったり、酷い地域になると冬はほとんど曇りでそもそも太陽を見ない。

この様に気候的、経済的な理由から時期によって仕事が見つかるチャンスが大きく変わります。

探す職種にもよりますが、小売りや飲食店などは冬はクリスマスとクリスマスセールをピークにその後は一気に忙しくなくなるので、仕事の募集も大幅に減ることになるでしょう。

観光産業は基本暖かくなる4月、5月頃から9月頃がピークになり、逆にウインタースポーツが盛んなところは夏はほとんど仕事がありません。

注意点3.学校

家探しと重なりますが、語学学校なども基本その国の学期制に沿ってプログラムが組まれています。

もし語学学校に入るつもりでいるなら、できれば新しい学期が始まるときに一から学びたいですよね。

基本的には秋・冬学期が9月〜10月始まり、春・夏学期が1月〜2月始まりになります。

学校によっては途中からの参加を認めない場合もあるので、語学学校等への入学を検討している方は注意しましょう。

注意点4.飛行機代

これは上の注意点よりは大切ではないですが、それでも地味あなたのお財布に影響していきます。

ヨーロッパはオフシーズンであれば5〜6万円前後で往復チケットが買えますが、7月〜8月とクリスマス、年末は10万円以上することがあります。

人によっては往復チケットを買わずに片道ずつ買う人もいるでしょうから、飛行機代もできれば安い時期に行くべきです。

ちなみに日本チェコ間では大体6万円ぐらいで往復のチケットを見つけられます。

何月を避けるべきか

行く国ごとに若干事情は変わってきますがヨーロッパだとだいたい上記の影響を受けます。

全体的に考えると一番避けた方がいい時期は8月〜10月だと私は考えます。

と言うのも、この秋・冬学期が始まる前に家を見つけるのが恐らく一年で最も難しく、家賃が高い物件しか残ってなかったり、予定外でホステルやホテル暮らしを強いられる可能性が高くなります。

そして新しい環境に慣れて来たと思ったらすぐに冬になってしまうので仕事を見つけるのも急がねばなりません。

もしあなたが学校に入るのを検討している場合はあまり選択肢はありません。

基本的には学校が始まる前にヨーロッパに行かなければなりません。

もし語学にあまり自信がなく、そしてワーホリで仕事を考えているなら秋・冬学期は避けた方がいいでしょう。

出発するべき時期は?

学校の学期が終わる頃は逆に家が比較的見つかりやすくなります。

交換留学生が自分の国に戻ったり、大学生が学校を卒業を気に引っ越すことが多くなるからです。

この点から考えるとおすすめは5月〜6月が恐らく一番家を見つけやすくなります。

仕事や気候を考えると3月から少しずつ暖かくなり、小売りや飲食店の売り上げも回復して来ます。

飛行機代は2月からイースターホリデーまで、5月〜6月、そして10月〜11月は比較的に安くなります。

オススメは5月〜6月

もし出発を選べるなら私は5、6月をオススメします。

この時期にヨーロッパに来れば飛行機代は割安、住むところも見つかりやすく、気候的にも過ごしやすい、日照時間も長いので1日の活動時間が長く取れます。

夏は全体的に観光業が盛んになるので観光客のために小売り店や飲食店は人を多く雇う様になり仕事を見つけられるチャンスも高いでしょう。

そして人によっては秋・冬学期の学校に通うことができ、希望するなら2学期間フルに学校に通うこともできます。

ワーホリの準備は大変だけど計画すればリスクや費用は減らせます。

先ずはワーホリで海外に行く場合、ワーホリで何がしたいか、そしてワーホリの後どんな事がしたいかを考えてみましょう。

旅行がしたい、海外で生活してみたい、海外で働いてみたい、語学を学びたい、ヨーロッパ人や外国人と出会いたい等人によって色々な理由があると思います。

折角ワーホリで行くのであればできる限りリスクや費用は抑えて、最大限楽しめればいいですよね。

チェコでは5月頃から日照時間が長くなり明るい気分が味わえます。

今回の記事を参考にワーホリに行く時期を考えてみてください。