【どれが一番便利?】プラハからの市街アクセス:国際空港、鉄道中央駅、国際バスターミナル(Florenc)

チェコに来るときのアクセスは基本的に飛行機、電車、バスの3点になります。

日本からチェコに来る場合は飛行機になり、周辺国からチェコに出入りする場合はバスか電車になるのが一般的です。

今回はそれぞれ自分の経験を基に設備、ポイントを解説していきます。

チェコプラハの玄関口は国際空港、中央駅、国際バスターミナルの3ヶ所

正式名称はヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港(Letiště Václava Havla Praha)、プラハ本駅又はプラハ中央駅(Praha hlavní nádraží)、そしてプラハメインバスステーション(ÚAN Florenc Praha)となります。


上の地図はこの3箇所とプラハの一番の中心部を表示しています。

地図を見れば分かりますが、この三つは全てプラハ市内にあるので各場所から中心部も、逆に中心部から各場所も格安で簡単に行けます。

空港〜プラハ中心部間はおよそ40分から1時間程度なので32コルナ(2018年12月時点で約160円)で90分有効のチケット、 中央駅と国際バスターミナルからは24コルナ(約120円)で30分有効のチケットでプラハ中心部に行けます。

ちなみに中央駅と国際バスターミナルはかなり中心部にあるので、荷物がなければ歩いて中心部まで行くこともできます。

自分がチェコを選んだ理由にも少し触れていますが、プラハ市内はナイトバス、ナイトトラムがあるので24時間空港、プラハ中央駅、バスターミナルにアクセスできます。

飛行機やバスが何時に到着しても、逆に出発便が早朝でも行くことができますのでその点は安心してください。

ナイトバス、ナイトトラムのタイムテーブルや所要時間はgoogle mapsから確認ができるので慌てる必要はありませんが、注意点として、ナイトバス、ナイトトラムは日中の路線とは違い、遠回りだったりするので時間には余裕を持って出ることをお勧めします。

ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港

日本から来た場合はこちらの空港に到着することになります。

プラハ中心部から一番離れているものの、上にも書いたように大体1時間ほどでプラハ中心部まで行けるのでアクセスはそんなに不便ではありません。

分かりやすい点としては、プラハには空港が二つありますが、もう一つは旅客機用の空港では無いので、飛行機を使って旅行する場合はいつもこちらヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港(以下プラハ空港)になります。

ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港の設備

こちらは国際空港なので基本的に色々と揃っています。

セキュリティチェックを通る前には飲食店、スーパーマーケット、カフェ、KFCやSub way等のファストフード店、レンタカー、バスやトラム用のチケット売り場、そしてお土産屋さん等あるので時間を潰すのは難しくありません。

施設としては勿論キレイで無料のトイレにフリーのwifi、そしてターミナル1の到着ゲート付近には充電用コンセントもありますの不便なことはありません。

ポイントとしては、ターミナル1と2の間にBillaというスーパーマーケットが朝の6時から夜の10まで毎日開いており、値段も市内と変わらないので食料品や飲み物などの買い物はこちらで済ませることをオススメします。

ちなみにターミナル間は徒歩で約3分程なので移動も簡単です。

そして、もう一つのオススメはEU圏外の発着用のターミナル1の近くに大衆食堂の様なレストランがあり、なんとこちらは24時間営業でしかも値段も大衆食堂価格なので市内のレストランと比べても安いです。

正直味は大したことありませんが、使い勝手が非常にいいので夜中や早朝の出発時又は到着時はここで割安で食事をすることができます。

場所はターミナル1の到着口近くにある階段を上った先にあります。


ターミナル1の写真。食堂は左手にある階段を登った先:Prague.eu

私はプラハ空港を使うときはいつもここで食事をしてから飛行機を乗る様にしています。

と言うのも、チェコは比較的に物価が安く、そしてここの食堂はプラハの中でも割安なので時間とお金の節約ができるからです。

時間があるときはここで食事をした後に、Billaで軽食を買ってからセキュリティチェックを通る様にしています。

プラハ中央駅(Praha hlavní nádraží)

pionut / Pixabay

こちらはドイツやオーストリアから電車でプラハに出発・到着する際に利用することになります。

チェコ第2の都市であるブルノ(Brno)から電車を利用した場合などもこちらになります。

ここは街の中心部にあり、メトロC線(レッドライン)のHlavní nádraží駅、そして高速バスなどの駅でもあるので非常に便利ですが、夜中には閉まるので注意が必要です。

そしてもう一点注意していただきたいのが、駅前はベンチがたくさんある公園の様になっていますが、ホームレスやアルコール中毒者がいつもこの辺をうろうろしているので、不衛生なのと、雰囲気もあまり良く無いので正直あまり夜にこの辺にいるのはおすすめできません。

私個人は何も危険な目にあったことはありませんがそれでも注意するに越したことはありません。

プラハ中央駅の設備

こちらにもスーパーマーケットやカフェ、両替屋さん、電車やバスのチケットセンター、コインロッカーがあるので便利です。

スーパーマーケットのBillaがここに入っていますが、経験上ここはいつもレジが非常に混んでいるので注意が必要です。

時間に余裕を持って来るか、事前に食料品などは他のスーパーマーケットで買い物を済ましておくことをオススメします。

ここには無料のトイレは無く、カフェなどでwifiを提供している所はいくつかあるものの、駅全体をカバーしているものはないのでwifiが必要な人は気をつけてください。

そしてもう一点注意なのが高速バスの停留所です。

停留所は地上フロアから一つ上って道路を挟んであるので行き来に数分かかりますのでどっち方面のバス停かよく確認が必要になります。

プラハ中央駅の高速バスのバス停はWilsonova通りにある。ここは下から回っていかないといけないので注意。

プラハメインバスステーション(ÚAN Florenc Praha)


さてこちらは高速バスを乗る際のメインの駅になります。

ここはメトロのB線(イエローライン)及びC線(レッドライン)のFlorenc駅とトラムでも同名で3、8、24、92番が近くに止まります。

ここも中心部のすぐ側あたりにあり、歩いて中心部まで行くことも可能なので非常にいい場所にあります。

バスの待合所はいつも混んでおり、人の出入りも激しいので荷物を色々と持っているときは念のため注意が必要になります。

バスターミナルの設備

スーパーマーケットはBillaが上記のトラム亭とメトロのバスターミナルとは反対方向の出口側にあるので歩いて2分ほどの所にあります。

バスターミナルはそんなに大きくはありませんがバーガーキングやカフェ、ATM、キオスクも併設されているので簡単な買い物であればここで十分です。

バスの待合所は夜中は閉まりますが、バスターミナル自体は24時間稼働しており、ナイトバスやナイトトラムでアクセス可能なので使いやすいです。

ここにも荷物の預り所はあり、1日預けてもたったの50コルナまたは2ユーロですが、夜中の12時で閉まってしまうので荷物を預ける際はいつ荷物を取りにこれるかを考える必要があります。

トイレはありますが有料で、コインしか受け付けないので注意してください。

バスターミナルのトイレの写真:有料

Wifiはバーガーキングと待合所のがありますが混んでいるのと回線自体あまり強く無いので、繋がらないことが多々あります。

コンセントは一部ありスマホなど充電ができますが、こちらも混んでいて席が取られていることがあり、充電ができないケースもありますので気をつけてください。

充電はバスに乗ってからできることが多いので無理に探すよりはバスに乗ることを優先してください。

プラハの玄関口は基本的にこの3ヶ所になるでしょう。

どこを使うにしてもプラハ市内にあるのでアクセスは簡単なので慌てる必要はありません。

プラハを拠点に色々と旅行する上でも便利ですのでぜひフルに活用してください。